...我自訴の事あるにより在京仕りて候...
上村松園 「謡曲と画題」
...すき焼開始牛鍋 弐志(シリング)六片(ペンス)鳥鍋及(および)豚鍋各参志及参志六片鴨鍋及鯛ちり各参志プライベイト大宴会室の設備も有之(これあり)候これこそストランド「中国飯店(めしや)」藤井(ふじい)米治(よねじ)氏大奮闘――の紙上披露である...
谷譲次 「踊る地平線」
...衣服の様式は少なからずシナの影響を受けながらもやはり固有の気候風土とそれに準ずる生活様式に支配されて固有の発達と分化を遂げて来た...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...出でては則ち窈窕(ようちょう)して態を作(な)す……これ心を専らにし色を正すこと能(あた)わずと謂(い)う」とこれ有り候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...諸処方々無沙汰(ぶさた)の不義理重なり中には二度と顔向けさへならぬ処も有之(これあり)候ほどなれば何とぞ礼節をわきまへぬは文人無頼(ぶらい)の常と御寛容のほど幾重(いくえ)にも奉願上(ねがいあげたてまつり)候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...さては両人共崖に墜(お)ち候が勿怪(もっけ)の仕合(しあわせ)にて、手疵(きず)も負はず立去り候もの歟(か)など思ひながら、ふと足元を見候に、草の上に平打(ひらうち)の銀簪(ぎんかんざし)一本落ちをり候は、申すまでもなくかの娘御の物なるべくと、何心なく拾取(ひろいと)り、そのまゝ一歩二歩、歩み出し候処、またもや落ちたるもの有之候故(ゆえ)、これも取上げ候に革の財布にて、大分目方も有之候故、中を改め候処、大枚の小判、数ふれば正しく百両ほども有之候...
永井荷風 「榎物語」
...やみ難き性癖と御許し下され度候...
中里介山 「大菩薩峠」
...「梅の匂」でも古今以後の歌よみの詠むやうに匂ひ不申候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...なかなかに善き歌とは相成り候ひしやらん...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...雀(すずめ)が舌剪(き)られたとか狸(たぬき)が婆(ばば)に化けたなどの嘘は面白く候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...されど元日前十五日立春の年と元日後十五日立春の年とを比較すれば気候に三十日の遅速あり)右の如く昔は歳初と春初と区別あるが如くなきが如く曖昧に過ぎ来りしが明治に至り陽暦の頒布(はんぷ)と共に陰暦は公式上廃せられたれば両者は断然と区別せられて一月一日は毎年冬季中に来る者と定まれり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...スウェーデンの気候はロシアの気候と非常に違うとは思われないが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それと同じように女が良人を択ぶのも老功な人に適当な候補者を見立ててもらって...
村井弦斎 「食道楽」
...どうもえうつさせ不申候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...長病に付名代山田玄升差出候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...茶山が「間に逢かね候覧」と云つて危んだのも無理は無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御祝受被下候ば、本懐之至奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...及び気候に伴う利益のあるものを奪うことによって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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