...「何処にて釣り候ぞ」と問へり...
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...又吾人の真情を解せざる可く候...
石川啄木 「渋民村より」
...居候どもと鉱山師の弟である英組の広沢を引きつれて...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...大徴候を投げつけたぞ」そういって...
海野十三 「第五氷河期」
...かつ気候温和人体に適し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ついにしからずして終わり候(そうろう)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...放蕩児(ほうたうじ)の姿も王侯の如くに気高(けだか)く相成り候...
永井荷風 「夜あるき」
...天候の如何によつて出來ないことがあるから...
長塚節 「旅行に就いて」
...代助の細君の候補者というのはこの多額納税者の娘である...
夏目漱石 「それから」
...打候聴候をもって専門の業となして...
福沢諭吉 「学問の独立」
...さういふ愛の最初の徴候は...
堀辰雄 「聖家族」
...併し定家も探幽も相当に練磨の力はありて如何なる場合にも可なりにやりこなし申候...
正岡子規 「再び歌よみに与ふる書」
...既に畑に到れば斥候ら高地に上って四望し...
南方熊楠 「十二支考」
...此一条皆川へ御話可被下候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...酒屋でも「居酒致(いざけいた)し候(そうろう)」という店はきまっていて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...天候は、毎日、暑いくらいな晴天つづきで、麦畑の畝(うね)も豆の花のさいている土も白っぽく乾いていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...それから先は天候まかせで...
吉川英治 「新書太閤記」
...日本には大いなるキリスト教会の起りそうな徴候がある...
和辻哲郎 「鎖国」
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