...彼女は倔強な性格で、一度決めたことを最後までやり遂げる...
...あの子は少し倔強すぎるから、もう少し柔軟な考え方を身につけた方がいいかもしれない...
...その政治家は倔強に自分の主張を貫き、議論を続けた...
...倔強に自分のやり方を通すことが、時にはトラブルを起こすこともある...
...倔強な性格でも、相手の意見を聞くことが大事だと考える...
...シルヴァーと小生と二人で数日の中にこの上なしの倔強な老練な水夫の一団を集めたのです...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...倔強(くきやう)の勇士なほ聞きて其心肝を冷やすべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その神速の脚により賞を儲けし倔強の良馬揃へて十二頭...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アキルリュウスの倔強の心容易(たやす)く服すべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 265懸賞得たる倔強の良馬揃へて十二頭...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...人目を忍ぶに倔強な此家を己(わ)が不断(ふだん)の住家にした...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...倔強(くっきょう)な田舎者らしい骨格をしながら色の少し蒼(あお)い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...黒紋付木綿の綿入に袴(はかま)を穿(は)いた倔強(くっきょう)な若い男が六人...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そうだろう」出し抜けに呼びかけられた若者は倔強(くっきょう)な頸筋(くびすじ)を曲げてちょっとこっちを見た...
夏目漱石 「明暗」
...見ると制帽をつけた十八九になる倔強(くっきょう)な奴が一人...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...倔強(くっきょう)なる二人に依頼して持ち行かしめ...
野中到 「寒中滞岳記」
...倔強な供と女房ぐらいは連れ...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...いずれも倔強(くっきょう)な連中ばかりであった...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...倔強(くっきょう)な体躯に...
吉川英治 「江戸三国志」
...吉宗の弓馬の相手に近ごろ選び出された倔強(くっきょう)の者たちでした...
吉川英治 「江戸三国志」
...そのほか倔強な旗本七名でした...
吉川英治 「江戸三国志」
...丁度いまもその話が出たばかりですし倔強(くっきょう)な工夫たちもさっと顔が蒼白(あおじ)らんでしまいました...
蘭郁二郎 「穴」
...品物を運び出すには実に倔強(くっきょう)の場所であった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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