...個性のない霊といふものなんぞが...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...それだのに個性のない絵を何百も並べては少なくも展覧会の観客の大部分を形成する素人の見物には退屈の外何物をも与えない...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...個性のない人間からみると...
中原中也 「心理的と個性的」
...しかも其(その)詩は誰にでも作れる個性のないものである...
夏目漱石 「艇長の遺書と中佐の詩」
...同じ画描きでも私のは個性のないペンキ屋さんです...
林芙美子 「新版 放浪記」
...個性のないことと個性を超えることとを混同してはならぬ)...
柳宗悦 「工藝の道」
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