...本の表題“Japan Day by Day”――エッチ・エー・ガーフィールド夫人とロリン・エフ・ディーランド氏とから個々に云って来られた――は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...雨粒の大いさなどは個々にそれ程精密に知る必要はないのであるし...
石原純 「雨粒」
...個々によってまったく異なるものなのです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...名村、本木の二人を離間させ各個撃破するために、個々に呼びいれ、時計を與へたりして、これに成功してゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...而して諸科の學術が個々に分離せずして...
内藤湖南 「學變臆説」
...若し國民が個々に自覺して社會の根本思想を改革しない限りには...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...個々に共通する本質点を探(さが)してみよう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...個々にその要素の一々を...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それから鳥達の個々に就いて...
松永延造 「職工と微笑」
...個々にしても一緒にしても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの凡庸な民衆個々に...
柳宗悦 「工藝の道」
...まして各種の工藝は個々に進んではならないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...人心は個々にして深き必要を有す...
山路愛山 「詩人論」
...――そう、聞いているのか、否か、越前守の面上には、何も、はたから読みうるほどな顔いろも見えず、この一室は、かくてこの事件の全貌を、個々にも、外廓からも、根本的に洗いあげるべき、一大吟味室とはなっていたのである...
吉川英治 「大岡越前」
...その五ツの星が個々にばらばらと炸裂(さくれつ)すると...
吉川英治 「銀河まつり」
...また個々に敵団を剿滅(そうめつ)して...
吉川英治 「三国志」
...しかも随所個々に殲滅され...
吉川英治 「三国志」
...脇侍を個々に観察すると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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