...本の表題“Japan Day by Day”――エッチ・エー・ガーフィールド夫人とロリン・エフ・ディーランド氏とから個々に云って来られた――は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...雨粒の大いさなどは個々にそれ程精密に知る必要はないのであるし...
石原純 「雨粒」
...ついでに原子個々にそれぞれ生命を付与する事によって科学の根本に横たわる生命と物質の二元をひとまとめにする事はできないものだろうか...
寺田寅彦 「備忘録」
...このように外界の存在を認めその現象を直接に感ずるのは吾人(ごじん)の感官によるほかはないのにその感官がすこぶる粗雑なものであってしかも人々個々に一致せぬものである...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...個々によってまったく異なるものなのです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...文芸作品(一般に芸術作品)の相貌を個々に明らかにすることは文芸を「認識」の一つと見る観点以外からは導かれ得ないだろうと思われる...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...個々に断ち切られた瞬間のみが...
豊島与志雄 「二つの途」
...而して諸科の學術が個々に分離せずして...
内藤湖南 「學變臆説」
...個々について云うのでなく...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...個々に共通する本質点を探(さが)してみよう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...これを離(はな)せば個々に分かれる...
牧野富太郎 「植物知識」
...――そう、聞いているのか、否か、越前守の面上には、何も、はたから読みうるほどな顔いろも見えず、この一室は、かくてこの事件の全貌を、個々にも、外廓からも、根本的に洗いあげるべき、一大吟味室とはなっていたのである...
吉川英治 「大岡越前」
...まったく個々にわかれて...
吉川英治 「三国志」
...また個々にべつな情報がいろいろ入ってくる...
吉川英治 「新書太閤記」
...人間個々にもそれがある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...元日はよいものと思ふなにもかも社会的にも個々にも...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...個々に見れば見るほど...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...個々に力を分散して戦うほかなかった...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??