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大石喜幸 「嵐の中で」
...ついでに原子個々にそれぞれ生命を付与する事によって科学の根本に横たわる生命と物質の二元をひとまとめにする事はできないものだろうか...
寺田寅彦 「備忘録」
...而して諸科の學術が個々に分離せずして...
内藤湖南 「學變臆説」
...個々に共通する本質点を探(さが)してみよう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...個々に並行して来たのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...これを離(はな)せば個々に分かれる...
牧野富太郎 「植物知識」
...今の批評家たちの個々についての私の見かたをのべておきましょう...
三好十郎 「恐怖の季節」
...そのかたまりを崩して個々に動いてゐたからである...
室生犀星 「帆の世界」
...個々にしても一緒にしても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...個々にしては死すべきもの...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの凡庸な民衆個々に...
柳宗悦 「民藝四十年」
...個々に営んでいるのが多いことである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...人心は個々にして深き必要を有す...
山路愛山 「詩人論」
...男性的な駿馬(しゅんめ)と騎手とが個々に持つ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...まったく個々にわかれて...
吉川英治 「三国志」
...人間個々にもそれがある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何か大きな不可抗力の中に漂う彼らの生命を個々に追いながら...
吉川英治 「随筆 新平家」
...脇侍を個々に観察すると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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