...年俸一百ポンドと室と石炭とロウソク...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...理学士が少なからぬ年俸は...
泉鏡花 「婦系図」
...現に私は百円近い俸給を貰っているありがたい身分である...
上田広 「指導物語」
...店より受くる俸給は店の幹部級の者より薄給なるべきこと...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...俸給をくれるものに対して頭が上がらない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...別に家持手当として俸給の三割を与え...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...俸給は月々全部支払って...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...――これは俸給の前払いの百磅(ポンド)です...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...社会的待遇(例えば俸給・身分保証・恩給・社会的尊敬・其の他)というものと考えない限り...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...この俸給表の中、彼よりも不當にも俸給の多い教師の名前の横には、赤鉛筆で棒が引いてある...
中島敦 「かめれおん日記」
...俸給の増收はまた私の恩人に對する義務を果す時間を短縮することが出來ます...
長塚節 「教師」
...一ヶ年三万円くらいの俸給を遣っても安いものだ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...これらの人々を教育し、将来の日本の思想を一新するは自分の考えにあるぞという点に着眼し、俸給の多少、月給の高低などは一向顧(かえり)みないでやるべきか...
新渡戸稲造 「自警録」
...前任者は年俸四百ポンドで邸宅を切り盛りした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...月俸十五円の大学助手矢田部先生罷職の事があった直後...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...実際は割引で与えながら規定の俸給を受けおるような受取証を書かすこと...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...それで扶持も十五石余りに加俸されたが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...僕の俸給と桁違(けたちが)いだもんだからソンナ事を云うんだ...
夢野久作 「焦点を合せる」
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