...○こゝに二代目市川団十郎初代段(だん)十郎(のち団に改む)の俳号(はいがう)を嗣(つい)で才牛といふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...我が郡中(ぐんちゆう)小千谷(をぢや)の縮(ちゞみ)商人芳沢屋(よしさはや)東五郎俳号(はいがう)を二松といふもの...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...この老人は発句を作って何とかの俳号も持っていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しかるに後年何事も成行きに任すという事の当て字で鳴雪と俳号を付けた関係から...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...羅氏俳号を蘇山人(そさんじん)と称す...
永井荷風 「書かでもの記」
...一時己(おの)れの弟子となった処から柳絮(りゅうじょ)という俳号をも与えたものである事を知っていた...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...原敬は俳号を一山といったし...
野村胡堂 「胡堂百話」
...露子(俳号である...
野村胡堂 「胡堂百話」
...喜左衛門は似相(じそう)という俳号をもって...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...俳号を楠窓と云い虚子氏の弟子だ...
横光利一 「欧洲紀行」
...青年は栖方(せいほう)といって俳号を用いている...
横光利一 「微笑」
...だもんだから、こっそり脱け出して遊びに来るにも、俳号で来るので、本名は誰にもいえないのです...
横光利一 「微笑」
...東野の俳号も眉子というのかと訊ねた...
横光利一 「旅愁」
...无何(むか)というその俳号と共に...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...无何(むか)と俳号氏名が併記してあるが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...子葉という俳号(はいごう)を持っているのか)と...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...俳諧の席でふと思い寄ってつけた俳号でござる」「あ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...俳号を呉竹といって...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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