...文章をより効果的にするために、修辞法を上手く使う必要がある...
...シェークスピアは、修辞法を駆使して作品を作り上げた...
...プレゼンテーションの際には、修辞法を用いることで聴衆への訴求力を高めることができる...
...詩歌には様々な修辞法が使われている...
...言葉遊びは、語呂合わせなどの修辞法を活用した面白い表現方法である...
...頬の垂れることを腫(は)れるといったところに太祇的の修辞法があるのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...一体にもう少し修辞法を練る余地があるのではないかと思われました...
寺田寅彦 「御返事(石原純君へ)」
...平凡陳套(ちんとう)な事実をいかに修辞法の精鋭を尽くして書いてみても...
寺田寅彦 「科学と文学」
...修辞法は器械の減摩油のような役目はするが...
寺田寅彦 「科学と文学」
...これらも巧妙な修辞法の一例と思われる...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...その無名氏なるものがカイザー・ウィルヘルム二世であることが誰にも想像されるようにペンク一流の婉曲(えんきょく)なる修辞法を用いて一座の興味を煽(あお)り立てた...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...パラドックシカルな彼のレトリックなのである(レトリックは修辞法などと訳せば尤もらしいけれども...
戸坂潤 「思想としての文学」
...小学生徒の修辞法ばかりだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...月並みな音楽的修辞法で誇張されてる情緒があり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...破廉恥な修辞法と賤(いや)しい写実主義とを軽蔑(けいべつ)して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...有産階級の修辞法の古着屋から拾い出して来られた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...二葉亭四迷(ふたばていしめい)出(い)でて以来殆(ほとん)ど現代小説の定形の如くなった言文一致体(げんぶんいっちたい)の修辞法は七五調をなした江戸風詞曲の述作には害をなすものと思ったからである...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...竜吉さんが死んでいるというから――」どこか連絡の悪い修辞法が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ママ一流の修辞法(レトリック)でチクチクやりだした...
久生十蘭 「だいこん」
...修辞法の小学に服従することの能はざる詩人的天才を有せり...
山路愛山 「透谷全集を読む」
...ただそれが美しい修辞法で巧みに蔽(おお)われているだけにすぎないのだ...
山本周五郎 「留さんとその女」
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