...ぶりき細工を修繕する者...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ちょうど一七六三年の頃にグラスゴー大学からニューコメンの蒸気機関の模型を修繕するように頼まれたことにあったのでした...
石原純 「ジェームズ・ワット」
...きゅうに修繕することはできません...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...今朝修繕するためにバルーンを降ろした時...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...修繕するために急いでいましたので――」それから喬介は...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...校舎の修繕するからいうのんで...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...……網代笠を修繕する...
種田山頭火 「其中日記」
...それが修繕する度に眼に見えて機械の感度が悪くなるのであった...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...あるひはまた浅草本願寺の屹立(きつりつ)せる屋根を描きたる図中その瓦の色と同様なる藍と緑を以て屋根瓦を修繕する小さき人物を描きたるが如き...
永井荷風 「江戸芸術論」
...古社寺の建築を修繕するのではなく...
永井荷風 「妾宅」
...道路を修繕するため...
原民喜 「小さな村」
...風鐸(ふうたく)を修繕するだけのためだから...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...村には修繕する時計屋もないらしかつた...
牧野信一 「村のストア派」
...臨終の空想だった!)万事終った!あの時のミスチコ号はスエズを切りひらゐたあちこちの船幽霊どもに乗りまはされてゐるのだがひとつあいつを修繕しようやねそれは提督に僕よりもっと自由の詩に乏しい最後をとげさせたトラファルガーの旗艦を修繕するよりもっと有意義ぢゃあるまいかそしてエチオピアへのっつけよう!ハイネ君...
槇村浩 「長詩」
...大きい軍艦でも商船でも鯨のやうに引き揚げて修繕するドックと云ふものや日清戦争で分捕(ぶんど)りした軍艦や...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...途中で船を修繕する所が必要であった...
柳田国男 「海上の道」
...それを修繕するのにはずいぶん骨が折れたよ...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
...容易に修繕することが出来なかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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