...補修すべき点も少なくないが...
石原莞爾 「戦争史大観」
...禪を修するに適すとて...
大町桂月 「鹿野山」
...提灯(ちょうちん)の照らせる空や夜の梅二月二十日 鳴雪十三回忌を修す...
高浜虚子 「五百五十句」
...宗祇忌(そうぎき)を今に修することゆかし七月三十一日 斎藤香村より箱根早雲寺(そううんじ)に宗祇忌を修する由にて句を徴されて...
高浜虚子 「六百句」
...夜詣(よまいり)や茅(ち)の輪(わ)にさせる社務所の灯(ひ)向日葵(ひまわり)が好きで狂ひて死にし画家向日葵を画布一杯に描きけり八月八日 初めて実朝祭を修す...
高浜虚子 「六百句」
...自分の志望の科を選んで専修することになっていたので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...行くことが修することであり...
種田山頭火 「草木塔」
...道科をやるか其の四つの中の一つを專修するとしてあります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...此詩人にして藝術家たる氏は歴史を修するに當つて近世心理學の溌溂たる意義と獨得の文體とを并せ有する一派を興しぬ...
永井荷風 「佛蘭西人の觀たる鴎外先生」
...密教の秘法を修する一大要具として描かれたものに相違ございませんが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その間に民法の全部を根本的に改修する必要があるのであるから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...もしくは学修するものが往々にあるが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...故に諸方から多くの人材が輩出して数学でもまたその他諸般の学科でも学修することになるから...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...姉妹我ら戒を持し善く梵行を修す...
南方熊楠 「十二支考」
...丁度近時の医が細菌学や原虫学や生物化学を特修すると同じ事である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...もと修するの法なし...
柳田国男 「山の人生」
...行(ぎょう)を起し道を修すといえども...
吉川英治 「親鸞」
...このことに気づくとともに著者は現在の自分の見方や意見をもってこの書を改修することの不可をさとった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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