例文・使い方一覧でみる「俤」の意味


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...神将のような(おもかげ)とは...   神将のような俤とはの読み方
芥川龍之介 「邪宗門」

...換言すれば神のを見る...   換言すれば神の俤を見るの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...自分はありありと亡き人の(おもかげ)が目に浮かぶ...   自分はありありと亡き人の俤が目に浮かぶの読み方
伊藤左千夫 「奈々子」

...左右の矢大臣もそれと許りほのかにが見える...   左右の矢大臣もそれと許りほのかに俤が見えるの読み方
伊藤左千夫 「八幡の森」

...私がそのニールゼン嬢の(おもかげ)を思い出したと言ったならば...   私がそのニールゼン嬢の俤を思い出したと言ったならばの読み方
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」

...ソノヲ心ニ浮カベテ...   ソノ俤ヲ心ニ浮カベテの読み方
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」

...西方浄土のを僅かに伝へて居るところは...   西方浄土の俤を僅かに伝へて居るところはの読み方
谷崎潤一郎 「二人の稚児」

...今は昔日のはないが...   今は昔日の俤はないがの読み方
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」

...舊師のを偲びつゝ中學校の話から初まつてそれからそれへと聯想をつゞけての思ひ出話に花を咲かせてたのしい事であつた...   舊師の俤を偲びつゝ中學校の話から初まつてそれからそれへと聯想をつゞけての思ひ出話に花を咲かせてたのしい事であつたの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...動物愛護を實地に教へてくれた慈母のを偲ぶのである...   動物愛護を實地に教へてくれた慈母の俤を偲ぶのであるの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...彼等(かれら)は殆(ほとん)ど冷却(れいきやく)しようとしつゝある肉體(にくたい)の孰(いづ)れの部分(ぶぶん)かに失(うしな)はれんとしてほつちりと其(その)(おもかげ)を止(と)めて居(ゐ)た青春(せいしゆん)の血液(けつえき)の一滴(てき)が俄(にはか)に沸(わ)いて彼等(かれら)の全體(ぜんたい)を支配(しはい)し且(かつ)活動(くわつどう)せしめたかと思(おも)ふやうに...   彼等は殆ど冷却しようとしつゝある肉體の孰れの部分かに失はれんとしてほつちりと其俤を止めて居た青春の血液の一滴が俄に沸いて彼等の全體を支配し且活動せしめたかと思ふやうにの読み方
長塚節 「土」

...彼の大國主の天の瓊矛を杖いて草昧の民の上に君臨せるを只今目前にみるのおもひあり久方の天が下には言絶えて嘆きたふとび誰かあふがざらむ十九日...   彼の大國主の天の瓊矛を杖いて草昧の民の上に君臨せる俤を只今目前にみるのおもひあり久方の天が下には言絶えて嘆きたふとび誰かあふがざらむ十九日の読み方
長塚節 「長塚節歌集 下」

...金三郎は娘の顔に母親の昔のを見出(みいだ)して...   金三郎は娘の顔に母親の昔の俤を見出しての読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...こし方を見渡せばこゝぞ桟のあとゝ思しきも今は石を積みかためれば固より往き来の煩ひもなく只蔦かつらの力がましく這ひ纒はれるばかりぞ古のなるべき...   こし方を見渡せばこゝぞ桟のあとゝ思しきも今は石を積みかためれば固より往き来の煩ひもなく只蔦かつらの力がましく這ひ纒はれるばかりぞ古の俤なるべきの読み方
正岡子規 「かけはしの記」

...夏には北方の気候の(おもかげ)は更にない...   夏には北方の気候の俤は更にないの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...小由の桜茶屋女房は松之助の(おもかげ)あれど...   小由の桜茶屋女房は松之助の俤あれどの読み方
三木竹二 「明治座評」

...どれもどれも江戸を立った日の(おもかげ)はなくなっているのである...   どれもどれも江戸を立った日の俤はなくなっているのであるの読み方
森鴎外 「護持院原の敵討」

...在らぬ主の(おもかげ)を哀れに偲(しの)ばせた...   在らぬ主の俤を哀れに偲ばせたの読み方
山下利三郎 「誘拐者」

「俤」の読みかた

「俤」の書き方・書き順

いろんなフォントで「俤」

「俤」の英語の意味


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