...あちこちで村のおかみさんたちから聲をかけられ、信用のおける、頼りになる人だと思はれてゐる...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...よく村の女房連中の相談相手になり、信用のおける人、頼りになる人と敬まわれ、また、明るい眼をした村の乙女ともよく気心が通じているらしい...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...信用のおける奴はいないし...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...みんな信用のおけるやつばかりですからね...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...信用のおける人たちでした...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...あれは信用のおける男ですから...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...そして其奴(そやつ)が信用のおける奴かどうか見といてくれ」私は云われる通りにした...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...この大ヒューマニズムの今日に於ける信用のおける形態だということは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...信用のおけるようなまたおけないような快男子だ...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...お家の信用のおける若い衆を肩代りに...
中里介山 「大菩薩峠」
...信用のおけるひとでなくちゃならないわけですね」愛一郎がドアをあけて顔をだした...
久生十蘭 「あなたも私も」
...信用のおける闘士として過分な信頼を受けていたので...
平林初之輔 「私はかうして死んだ!」
...(c)シャルコンディル〔ギリシアの学者カルコンディラス〕は信用のおける人であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...信用のおけるしっかりした人間だ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「実はさる信用のおける筋から聞いたのですがな...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...よほど信用のおける人物でのうてはかなわぬし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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