...わしはお前を信ずる...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...この方も博士の言葉を信ずるのに参考になったばかりで...
海野十三 「人間灰」
...また学問としては神を信ずることを知っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人類全体を信ずることなのである...
中井正一 「美学入門」
...信ずるに足るものは一つも無いと言ってよいのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...太陽西より出づる事を信ずるが如きものです...
浜尾四郎 「死者の権利」
...宿世をば敢て憎まず我涙いと快く涌き出づる日は作者は仏教の因果観を信ずるものでないだらうから...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...文学の世界には極めて多数にのぼるであらうと私は信ずる...
平林初之輔 「文学の本質について(一)」
...どうしても信ずることが出來なかつた...
堀辰雄 「窓」
...それは蓋し同国で出版になった『地学浅釈』の書が始めてそれを公にしたものであると信ずる...
牧野富太郎 「植物記」
...そして何んだか自分にもそのように信ずるので...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...苦行によつて初めて古來の大仙と同じく神と一體になつて神變不可思議の力を得ることが出來るのであると信ずるに至つたのである...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...哲学は在るところのもの・またはその信ずるところのもの・ではなしに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分はその政治の方向にしたがって是と信ずるところをあゆむだけだ...
山本周五郎 「新潮記」
...東京市内の商売振りが如何にバラック気分に充たされているかが容易にわかる事と信ずる...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...説明されたと信ずる...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...これは楢でこれが山毛欅(ぶな)だと平常から見知っている筈の樹木を指されても到底信ずる事の出来ぬほど...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...インカの使者を心から信ずるが如く装った...
和辻哲郎 「鎖国」
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