...理想は教育を俟つて実現することを考へれば...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...何となれば斥力は接触に俟つのであったからである...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...常識からの発言権に俟つ処が...
戸坂潤 「科学と科学の観念」
...単に十九世紀後半以来の自然科学の急速な発達に俟つだけでは充分ではなかったので...
戸坂潤 「科学論」
...気体元素の光波吸収の理論と合成光線の分光の理論とに俟つことは云うまでもないが...
戸坂潤 「科学論」
...何も他に俟つ処なく――別に宇宙の外に之を動かしたり創造したりする神や神々がいるのではないから――自分で運動しているということは明らかだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そこでは人類学的・考古学的・人種学的・土俗学的・な諸研究――それは現在に於ける原始民族の研究に俟つ処が甚だ多い――が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...軍部団の強力なもう一つの「常識」に俟つのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...是れ精確なる科學的智識と行政的手腕に俟つべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文学上のむずかしい理論を俟つ必要はない...
豊島与志雄 「表現論随筆」
...今後一層の研究と相俟つてわが社で二三萬臺製造する原價と米國の數十萬臺のコストとを相匹敵せしめ更に之より引下げん事を目標としてゐる次第である...
豊田喜一郎 「プレスの操作に手工業を加味」
...毎日読書晩涼の来るを俟つ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...蒼い天を戴いた地勢と相俟つて見るから朗かで且つ快かつた...
長塚節 「菜の花」
......
仁科芳雄 「日本再建と科學」
...フアウスト劇の基礎は詩味と相俟つて...
牧野信一 「手紙」
...さしもの貴下であらうとも余の忠告を俟つまでもあるまい...
牧野信一 「嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら」
...なぜなら私がそれについて表象する性質は悉く此背景を俟つて可能なのであつて背景そのものではないから...
三木清 「人生論ノート」
...朝鮮モンロー主義……売国巨頭株の一掃……手に唾して俟つべしだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
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