例文・使い方一覧でみる「俛」の意味


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...ブラリブラリと首(うなだ)れて歩いて来る...   ブラリブラリと俛首れて歩いて来るの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...前より首(うなだ)れて...   前より俛首れての読み方
石川啄木 「病院の窓」

...欝金草賣は謹んで無言のままに頭(くび)を(た)れた...   欝金草賣は謹んで無言のままに頭を俛れたの読み方
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「欝金草賣」

...芳子もその傍(そば)に庇髪(ひさしがみ)を(た)れて談話を聞いていた...   芳子もその傍に庇髪を俛れて談話を聞いていたの読み方
田山花袋 「蒲団」

...よもやお前に理(り)があるとは言うまいよ」お島は(うつむ)いたまま黙っていたが...   よもやお前に理があるとは言うまいよ」お島は俛いたまま黙っていたがの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...そしてじっと(うつむ)いていると...   そしてじっと俛いているとの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...栗栖もそっと(うつ)むいて猪口(ちょく)を手にした...   栗栖もそっと俛むいて猪口を手にしたの読み方
徳田秋声 「縮図」

...焉として聴従したと云ふでもない...   俛焉として聴従したと云ふでもないの読み方
内藤鳴雪 「鳴雪句集」

...どこで拾ったの」犬は神妙に首を(た)れております...   どこで拾ったの」犬は神妙に首を俛れておりますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それから荷車の後を押して行くお杉さんも白かつた頬が日に燒けて脊には何時でも小さな子が首をくつたりと(うなだ)れて眠つて居ました...   それから荷車の後を押して行くお杉さんも白かつた頬が日に燒けて脊には何時でも小さな子が首をくつたりと俛れて眠つて居ましたの読み方
長塚節 「白瓜と青瓜」

...「へえ」勘次(かんじ)は只(たゞ)首(くび)を(た)れて居(ゐ)る...   「へえ」勘次は只首を俛れて居るの読み方
長塚節 「土」

...冷(つめ)たい卯平(うへい)はぐつたりと首(うなだ)れた儘(まゝ)である...   冷たい卯平はぐつたりと俛首れた儘であるの読み方
長塚節 「土」

...勘次(かんじ)は依然(いぜん)として首(うなだ)れた儘(まゝ)遂(つひ)に隣(となり)の主人(しゆじん)の門(もん)を潜(くゞ)つた...   勘次は依然として俛首れた儘遂に隣の主人の門を潜つたの読み方
長塚節 「土」

...夏の草なればにや矢車のみひとりいつまでも心強げに見ゆれば朝ごとに一つ二つと減り行くに何が殘らむ矢車の花首れてわびしき花の斗菜(をだまき)は萎みてあせぬ矢車の花風邪引きて厭ひし窓もあけたればすなはちゆるゝ矢車の花快き夏來にけりといふが如まともに向ける矢車の花五月十日...   夏の草なればにや矢車のみひとりいつまでも心強げに見ゆれば朝ごとに一つ二つと減り行くに何が殘らむ矢車の花俛首れてわびしき花の斗菜は萎みてあせぬ矢車の花風邪引きて厭ひし窓もあけたればすなはちゆるゝ矢車の花快き夏來にけりといふが如まともに向ける矢車の花五月十日の読み方
長塚節 「長塚節歌集 下」

...そしていて後の減つた下駄を眺めてゐたが...   そして俛いて後の減つた下駄を眺めてゐたがの読み方
水野仙子 「神樂阪の半襟」

...(男首を(た)れて辻馬車のたまりをさして行く...   れて辻馬車のたまりをさして行くの読み方
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「辻馬車」

...固くなって首(うなだ)れておりました...   固くなって俛首れておりましたの読み方
夢野久作 「少女地獄」

...ガックリと首(うなだ)れてしまいました...   ガックリと俛首れてしまいましたの読み方
夢野久作 「少女地獄」

「俛」の読みかた

「俛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「俛」


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