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饗庭篁村 「木曾道中記」
...振りかえりながら「死して再び花は咲かず」と俚歌(りか)を低声に唄うて暗(あん)に死をとどむる如く誡(いまし)め行く職人もあり...
饗庭篁村 「良夜」
...猥褻(わいせつ)聞くに堪へざるの俚歌を高吟しつつ...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...我戀人)と俚歌(ひなうた)口ずさみて出行きぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...何処(どこ)やらに俚歌(りか)を唱(うた)ふ声あり...
徳冨蘆花 「花月の夜」
...よく此島で歌う俚歌(りか)ではない...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...そして“聟迎えの俚歌(さとうた)”などが賑やかに聞えだしている...
吉川英治 「新・水滸伝」
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