...北原白秋(きたはらはくしう)氏などの俚謡(りえう)は抒情詩的小衆文芸だ...
芥川龍之介 「亦一説?」
...伝説的俚諺を列挙すれば際限も無いが...
石川三四郎 「百姓日記」
...「食を与ふる者ぞ我が主也(ものくゐゆすどわーおしゆー)」という俚諺(りげん)もこういう所から出たのであろうと思います...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...俚諺の起原の説明附名称の起原の説明ニ...
高木敏雄 「比較神話学」
...いろいろの俚謡や新しく起った歌舞伎や...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...冠(かんむり)の「イソ」というのは俚言集覧(りげんしゅうらん)には「額より頭上をおおう所を言う」とあるが...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...種々の俚諺(りげん)...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...(中略)現在大楼(オオミセ)ト称スル者今其ノ二三ヲ茲ニ叙スレバ即曰ク松葉楼(俚俗大松葉ト称ス即創立松葉屋是也)曰ク甲子楼(即創立大黒屋是也)曰ク八幡楼...
永井荷風 「上野」
...この俚謡(りよう)の意味がまったくめちゃくちゃになっている...
牧野富太郎 「植物知識」
...随つて彼らの俚野(りや)なる句もまた一読せざるべからず...
正岡子規 「古池の句の弁」
...支那の俚伝がその傍証に立つ...
南方熊楠 「十二支考」
...『能登名跡志』またこの藻もて義経が馬に飼うたてふ、俚伝を載す...
南方熊楠 「十二支考」
...この一族は犬肉を喫(く)えば死んだという(一九〇八年版ゴムの『歴史科学としての俚俗学』二八六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...卑俚には甘んぜない...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...(エラスムス俚諺集)(c)我々には後ろのものは見ることができない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...内田邦彦(くにひこ)君の『南総之俚俗(なんそうのりぞく)』の中に...
柳田国男 「山の人生」
...その俚謡を耳にした張飛は...
吉川英治 「三国志」
...このあたりで古い歴史のある俚謡(りよう)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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