...我戀人)と俚歌(ひなうた)口ずさみて出行きぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...いろいろの俚謡や新しく起った歌舞伎や...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...その後半生は吉田通ればの俚謡(りよう)にうたわれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...俚諺(りげん)にいわく...
福沢諭吉 「徳育如何」
...第二種の法諺即ち俚諺もその数は極めて多いものである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...俚謡にも「枯れて落ちても二人(ふたり)づれ」とあるようにこれを友白髪(ともしらが)まで偕(とも)に老ゆる一の夫婦...
牧野富太郎 「植物記」
...あまねく人の知っているかの潮来節(いたこぶし)の俚謡(りよう)に...
牧野富太郎 「植物知識」
...「実物上から観(み)た潮来出島(いたこでじま)の俚謡(りよう)」であった...
牧野富太郎 「植物知識」
...譬喩と同じく理窟に傾きやすく俚俗に陥りやすき者なれば...
正岡子規 「俳句の初歩」
...第1図 『甲子夜話』蛇塚エストニアの俚談にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...支那の俚伝がその傍証に立つ...
南方熊楠 「十二支考」
...例せばクレーンの『伊太利俚譚(イタリアン・ポピュラー・テールス)』に...
南方熊楠 「十二支考」
...ハズリット『諸信および俚俗』一巻一三二頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...俚言の無頓著は此事を指すに宜しきが如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人の其卑俚にして學者を侮辱するに似たるを難ずるに逢ひて...
森林太郎 「「言語の起原」附記」
...卑俚には甘んぜない...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...独り俚俗(りぞく)の友であった俳諧の記録だけが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...内田邦彦(くにひこ)君の『南総之俚俗(なんそうのりぞく)』の中に...
柳田国男 「山の人生」
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