...それ「武士は食わねど高楊枝」とは実に封建武士の気風を穿(うが)ちたるの俚諺(りげん)なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...浜町二丁目十三番地俚俗不動新道(ふどうじんみち)といふあたりに置屋(おきや)と称(とな)へて私娼を蓄(たくわう)る家十四...
永井荷風 「桑中喜語」
...これはいわゆる「大声不レ入二俚耳(りじ)一」で...
穂積陳重 「法窓夜話」
...広く通常人民の間に行われる法の俚諺ではなかった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...第二種の法諺即ち俚諺もその数は極めて多いものである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...俚医之レヲ用ウ」(漢文)である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...やはりこの俚謡は情趣的によいことになる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...格言や俚諺の如きものは...
三木清 「哲学入門」
...文部省刊行俚謡集...
南方熊楠 「十二支考」
...人の其卑俚にして學者を侮辱するに似たるを難ずるに逢ひて...
森林太郎 「「言語の起原」附記」
...俚謡集(りようしゅう)に出ている次の安房郡(あわぐん)のものも大同小異である...
柳田国男 「海上の道」
...(南総乃俚俗...
柳田國男 「日本の伝説」
...サイジ備前(びぜん)邑久(おく)郡サイジンコ 美作苫田(とまた)郡サジッポ 備中川上郡サシッポ 同 小田・浅口郡サジッポウ(イタドリ)出雲(いずも)仁多(にた)郡『俚言集覧(りげんしゅうらん)』の増補に...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...『増補俚言集覧(りげんしゅうらん)』によれば舞を舞う人の姿にたとえたものも元は多かった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その俚謡を耳にした張飛は...
吉川英治 「三国志」
...俚俗(りぞく)“還道村(かんどうそん)”という幾重もの丘陵にかこまれた樹林の奥であったのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...“運(うん)と岩茸(いわたけ)は危(あぶ)ない所にある――”という木曾地方の俚諺(りげん)なども...
吉川英治 「随筆 新平家」
...びくとも騒ぎまわらなかったという俚話が伝わっている...
吉川英治 「随筆 新平家」
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