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饗庭篁村 「木曾道中記」
...大夫とは俚言の称也)さて当日(正月十五日)神使本社(じんしほんしや)を出(いづ)るその行装(ぎやうさう)は...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...下士の風は俚賤(りせん)にして活溌(かっぱつ)なる者というべし...
福沢諭吉 「旧藩情」
...俚俗謳歌とて決して之を輕々看過す可らざるなり...
福沢諭吉 「帝室論」
...第二種の法諺即ち俚諺もその数は極めて多いものである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...俚謡にも「枯れて落ちても二人(ふたり)づれ」とあるようにこれを友白髪(ともしらが)まで偕(とも)に老ゆる一の夫婦...
牧野富太郎 「植物記」
...譬喩と同じく理窟に傾きやすく俚俗に陥りやすき者なれば...
正岡子規 「俳句の初歩」
...柳の句俚語(りご)を用ゐたる故月並調らしく見ゆれど実際月並派にてはかく巧(たくみ)に...
正岡子規 「墨汁一滴」
...エントホヴェンの『孟買(ボンベイ)俚俗』六章)...
南方熊楠 「十二支考」
...ハズリット『諸信および俚俗』一巻一三二頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...俚諺の根源を説くに...
南方熊楠 「十二支考」
...すなわち一九〇五年ロンドン出板ハズリットの『諸信および俚伝』一の二〇七頁に「観察に基づいた信念に...
南方熊楠 「十二支考」
...俚言の無頓著は此事を指すに宜しきが如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...囲炉俚談一炉をヰロリという今日の語はどうして始まったか...
柳田国男 「木綿以前の事」
...独り俚俗(りぞく)の友であった俳諧の記録だけが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...内田邦彦(くにひこ)君の『南総之俚俗(なんそうのりぞく)』の中に...
柳田国男 「山の人生」
...そして“聟迎えの俚歌(さとうた)”などが賑やかに聞えだしている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...このあたりで古い歴史のある俚謡(りよう)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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