...もう「三月の下り凧」と俗に唱えて...
淡島寒月 「凧の話」
...絵そら事と俗には言う...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...俗にいわゆる貧すれば鈍(どん)するとの言は心理学上の事実にして経済学上の原理なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...俗に天狗岩という岩にちがいない...
海野十三 「火星兵団」
...俗にいう雀の夜――つまり夏至頃(げしごろ)の短か夜である...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...こういう卑近な習俗から段々と高次の習俗になると社会生活が発達しまたは発達しようとするにも拘らず...
戸坂潤 「思想としての文学」
...俗に気の利いたお化けの引込む時分という諺(ことわざ)がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...俗にこれを曼荼羅(まんだら)ともよぶが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それは湿雪(しっせつ)あるいは俗にべと雪という言葉に対照させて見るのが一番早道である...
中谷宇吉郎 「雪」
...俗に言ふ十番馬場の近くで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...堺を荒しまわった茨組の風俗になった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...あの辺り俗に落武者横丁と呼ばる囲ひ者の多いところ故...
正岡容 「大正東京錦絵」
...南宋の淳煕三年金国へ往った大使の紀行『北轅録』にも〈趙州に至る、道光武廟を経て二石人あり、首路に横たわる、俗に伝う、光武河を渡らんと欲し、二人餉を致す、その蹤を洩さんと慮りすなわちこれを除く、またいう、二人に遇いて道を問うに答えず、怒ってこれを斬る、すでにして皆石なり〉とある...
南方熊楠 「十二支考」
...硅藻の事を俗にアカと申しますが一番上等なのは極くの清流に大きなカブラ岩が沢山あってその岩が極く緻密な質で滑(なめら)かだと青アカといって極く細かい柔(やわらか)い硅藻が附きます...
村井弦斎 「食道楽」
...俗に流れたものがあろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...俗に「さげ物」というアクセサリーだろうが...
山本周五郎 「季節のない街」
...てッぱ屋と俗にいう...
吉川英治 「脚」
...小づくりで俗にいう抜けるほど色の白いひとだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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