...所謂「俑」である...
會津八一 「支那の明器」
...一人俑を作りて握飯を食ひはじむれば...
大町桂月 「金華山」
...こゝにまた一人俑を作りて...
大町桂月 「金華山」
...主既に俑を作す、賓いかでか之に傚はずして止むべき...
大町桂月 「十和田湖」
...是れ誰か俑(よう)を作って用うる...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...是(こ)れ誰(たれ)か俑(よう)を作って用うる...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...その俑(よう)を作って与えたものは豊臣秀吉なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...これを奴隷以下に置くことの俑を作りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その俑(よう)を作ったのは秀吉でありましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...さてそういう様に始めて俑(よう)を作った人は『本草綱目啓蒙』の著者の小野蘭山である...
牧野富太郎 「植物記」
...あるいはこの句などが俑(よう)を作りたるにやあらん...
正岡子規 「墨汁一滴」
...その俑(よう)を作ったのは恐るべきことである...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...三字ついに後世美人を賦して俑(よう)と為す〉とあれば飛び切りの代物だ...
南方熊楠 「十二支考」
...俑を作る者は後なしとや...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...是が大昔から支那の書物にある「俑」などの作り方であらう...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...当時の俑(よう)(土人形)に見ても明らかであるごとく...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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