...あの俊敏な宗像博士よりも...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...俊敏な医者らしい練吉から...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...もしいまに誰か俊敏な美術史家の眼に...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...米友の俊敏なる天性もそれであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...短躯(たんく)にして俊敏な米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...例の跛足(びっこ)を俊敏な体と手慣れた杖とに乗せて...
中里介山 「大菩薩峠」
...単身を以てすれば猿に劣らぬ俊敏な米友も...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは彼の俊敏な五官の一つに響いて来たものの音...
中里介山 「大菩薩峠」
...組下には相当俊敏な者もいるのだが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...顔は浅黒くひきしまっていて、いかにも理智的な、俊敏な風貌だ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...コントにふさわしい断面もしくは刹那(せつな)において人生をとらえる俊敏な把握力とこれを軽快に表現する表現力とをそなえた作家が日本にはまだない...
平林初之輔 「ルヴエルの『夜鳥』」
...現実には囲みがだんだん狭まり、俊敏な身ながら、もう少しのところで、敵の手に落ちる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...八束の俊敏な才があざやかな綱渡りを見るような...
山本周五郎 「竹柏記」
...また明快な解説を時と場所とに従ってするこの俊敏な若い作家の言としては...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...彼は鷹の子の如く俊敏な気早な若武者でもあったから...
吉川英治 「三国志」
...貴公の英才や俊敏な活動力は...
吉川英治 「私本太平記」
...喧嘩に俊敏なのは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――根は河南(かなん)生れの俊敏なつらだましい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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