例文・使い方一覧でみる「俄に」の意味


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...大風が俄に起って...   大風が俄に起っての読み方
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」

...俄にゾッと気味が悪くなった...   俄にゾッと気味が悪くなったの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...局面は俄に一変した...   局面は俄に一変したの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...十六日大雨俄に至りて...   十六日大雨俄に至りての読み方
大町桂月 「石田堤」

...それから俄に分別くさい様子をして...   それから俄に分別くさい様子をしての読み方
豊島与志雄 「同胞」

...その光が夕方俄に陰って...   その光が夕方俄に陰っての読み方
豊島与志雄 「反抗」

...僕は俄に追求し初めた...   僕は俄に追求し初めたの読み方
豊島与志雄 「不肖の兄」

...私は俄に可笑しくなった...   私は俄に可笑しくなったの読み方
豊島与志雄 「未来の天才」

...その頃から白井も木場も来訪する度数が俄に少くなつて来た...   その頃から白井も木場も来訪する度数が俄に少くなつて来たの読み方
永井荷風 「来訪者」

...胸の動悸は音するばかり俄に激しく...   胸の動悸は音するばかり俄に激しくの読み方
永井荷風 「来訪者」

...日本歌の伝統も俄に断ち切るわけには行かぬ...   日本歌の伝統も俄に断ち切るわけには行かぬの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...その花苑と菜圃との境にて文體の俄に變ずるさまいと可笑し...   その花苑と菜圃との境にて文體の俄に變ずるさまいと可笑しの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...そのときから俄に母の腰が少し曲ったように見えた...   そのときから俄に母の腰が少し曲ったように見えたの読み方
横光利一 「旅愁」

...道ばたの朽木(くちき)柳に腰をかけ、一行が近づいて来ると、俄に、脱いでいた市女笠(いちめがさ)をかぶッて、その顔容(かんばせ)を隠していた...   道ばたの朽木柳に腰をかけ、一行が近づいて来ると、俄に、脱いでいた市女笠をかぶッて、その顔容を隠していたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...さいぜん俄に、隠岐の追手船が火をみだして潰(つい)え去ったのも、おもわぬ伏勢を見たからのことで、敵とて、もうめったに近づくものではございませぬ」「ならば」と、行房は小三郎にも計って、船を西へ向けかえた...   さいぜん俄に、隠岐の追手船が火をみだして潰え去ったのも、おもわぬ伏勢を見たからのことで、敵とて、もうめったに近づくものではございませぬ」「ならば」と、行房は小三郎にも計って、船を西へ向けかえたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...これやこのまま従(つ)いては行けぬぞ」摂津の人、奴可(ぬかの)四郎は、戦友の中吉(なかぎり)十郎を押しとめて、俄に、おもての色を変えた...   これやこのまま従いては行けぬぞ」摂津の人、奴可四郎は、戦友の中吉十郎を押しとめて、俄に、おもての色を変えたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...法印殿がおひろいで見えられるぞ」「え、お見廻りで」私兵たちは、俄に、その慌てぶりを思い思いにして、附近の侍長屋や兵舎の方へ、拇指(おやゆび)を示しながら、「おうい...   法印殿がおひろいで見えられるぞ」「え、お見廻りで」私兵たちは、俄に、その慌てぶりを思い思いにして、附近の侍長屋や兵舎の方へ、拇指を示しながら、「おういの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そして、千曲の河畔(ほとり)へ出たと思うと、何ぞ計らん、渡船小屋らしい物を中心に、一かたまりの人馬が、こっちを見て、俄に、弓に矢をつがえたり、矛(ほこ)、長柄の刀などを構えて、何か、喊声(かんせい)をあげ始めた...   そして、千曲の河畔へ出たと思うと、何ぞ計らん、渡船小屋らしい物を中心に、一かたまりの人馬が、こっちを見て、俄に、弓に矢をつがえたり、矛、長柄の刀などを構えて、何か、喊声をあげ始めたの読み方
吉川英治 「平の将門」

「俄に」の書き方・書き順

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