例文・使い方一覧でみる「俄」の意味


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...かに荷造をして...   俄かに荷造をしての読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...坪内逍遥の処女作『書生気質(しょせいかたぎ)』が発行されて文学士春廼舎朧(はるのやおぼろ)の名が(にわか)に隆々として高くなったのは...   坪内逍遥の処女作『書生気質』が発行されて文学士春廼舎朧の名が俄に隆々として高くなったのはの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...に美服を新調して着飾り出した...   俄に美服を新調して着飾り出したの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...(にわ)かに荒々しいものが...   俄かに荒々しいものがの読み方
梅崎春生 「桜島」

...(にわ)かに曇った...   俄かに曇ったの読み方
海野十三 「柿色の紙風船」

...話は然(がぜん)おもしろいが...   話は俄然おもしろいがの読み方
海野十三 「蠅男」

...外の餓鬼大将(がきだいしょう)が(にわか)にしおしおして了うのだった...   外の餓鬼大将が俄にしおしおして了うのだったの読み方
江戸川乱歩 「お勢登場」

...然紛糾しはじめた...   俄然紛糾しはじめたの読み方
大阪圭吉 「銀座幽霊」

...ニガッカリシタヨウニ云ッタ...   俄ニガッカリシタヨウニ云ッタの読み方
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」

...パーヴェル・パーヴロヴィチはかに引攣ったような顏になった...   パーヴェル・パーヴロヴィチは俄かに引攣ったような顏になったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...祖母の容態がに悪くなった...   祖母の容態が俄に悪くなったの読み方
豊島与志雄 「同胞」

...周平はに寒さを感じ出した...   周平は俄に寒さを感じ出したの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...彼女はにさする手を休めた...   彼女は俄にさする手を休めたの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...ペムペルもかに高く泣き出した...   ペムペルも俄かに高く泣き出したの読み方
宮沢賢治 「黄いろのトマト」

...少しは御支度もあろうに取るものも取り敢(あえ)ず(にわか)の御出京は少しどうも気になるね」と傍観者(ぼうかんしゃ)の眼(め)より視(み)れば疑わしき点を認めらるれども事に当る本人は心の悦びに判断力も空想と変じぬ「イヤ大丈夫だ...   少しは御支度もあろうに取るものも取り敢ず俄の御出京は少しどうも気になるね」と傍観者の眼より視れば疑わしき点を認めらるれども事に当る本人は心の悦びに判断力も空想と変じぬ「イヤ大丈夫だの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...に、川音が耳につく」「そのはず...   俄に、川音が耳につく」「そのはずの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...まったく、部下の行き過ぎであったのは、その中に、琵琶を負った盲(めしい)の少年と美しい尼前が交じっており、なんとそれが、だんだん問いただしてみると、鎌倉の現執権(げんしっけん)、北条守時様の義弟、足利又太郎高氏どのの御縁者だというので、きもをつぶし、に、礼を厚うして、別屋(べつや)へお迎え直しておいたものの、さてこの暗黒下、どう身柄の処置をとったものかと、鬼六は、御指示を仰ぎに出たものだという...   まったく、部下の行き過ぎであったのは、その中に、琵琶を負った盲の少年と美しい尼前が交じっており、なんとそれが、だんだん問いただしてみると、鎌倉の現執権、北条守時様の義弟、足利又太郎高氏どのの御縁者だというので、きもをつぶし、俄に、礼を厚うして、別屋へお迎え直しておいたものの、さてこの暗黒下、どう身柄の処置をとったものかと、鬼六は、御指示を仰ぎに出たものだというの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...屑屋(にわかくずや)を思いついた...   俄屑屋を思いついたの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「俄」の読みかた

「俄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「俄」

「俄」の英語の意味

「俄なんとか」といえば?  


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余地がある   ソツなく   能囃子  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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