...かの政治的の境界をば日に侵掠(しんりゃく)して経済的の領地となさしめたり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...さればかの英国においても今日においてかの貴族的の現象なる外交政略あるいはむしろ権謀侵掠の政略なるものはひとりマンチェスター派のコブデン...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...非侵掠同盟と号し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その目的は従来の英国のややもすれば武威を外国に振いて侵掠主義を実施することあるを憂い...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...外国を侵掠したりとて一己人民の権利をば蹂躙し去らば国家の目的いずくにある...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...かつ数府を侵掠(しんりゃく)敗壊せらるるのみならず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いかにもさっぱりしないいい方である――「………王陵侵掠という前代未聞の事件は...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...及びそれと共にそれが与える侵掠と移住との特殊便宜を...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてその臣民がクリム韃靼人の侵掠を受けて苦しんだので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...海賊ども雀躍(こおどり)して外船を侵掠した...
南方熊楠 「十二支考」
...宮中の美人、皆侵掠され、百余日の後、懐妊する者衆(おお)く、尋(つ)いで往きて王に白(もう)し、罪咎(ざいきゅう)を免れんと庶(ねが)う...
南方熊楠 「十二支考」
...侵掠して憚るところなし...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...ないしは粗暴をきわめた侵掠(しんりゃく)と誘惑の畏れなども...
柳田国男 「山の人生」
...飢民蜂起して富豪を侵掠す...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...侵掠如レ火...
吉川英治 「上杉謙信」
...其疾如風(そのはやきことかぜのごとし)其徐如林(そのしずかなることはやしのごとし)侵掠如火(おかしさるやひのごとし)不動如山(うごかざることやまのごとし)うごかざること山のごとし――その文字のとおりに...
吉川英治 「新書太閤記」
...侵掠如レ火...
吉川英治 「新書太閤記」
...頻々たる倭寇の侵掠の続く間にも日本との貿易関係を絶たず...
和辻哲郎 「鎖国」
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