...従ってその威力は決して侮るべきでない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...侮るよりもまず敬うのである...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...彼らの言句又使命汝侮ること勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...衆中最も若しとて彼を侮ることなくば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...わが日本の侮るべからざるを知らしめ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...伊藤内閣は公を認めて侮るべからざるの強敵と爲せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...侮るべき筆蹟ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...月落ちてのち春の夜を侮るにあらねど窓を山風に閉づ之も伊豆の吉田の大池の畔でよんだ作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...私を侮るものが出て来た...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...束の間も我を離れてあり得じと秋は侮る君の心も「君の心も」は「君の心をも我が心をも」の略であらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...信濃川を侮るけしきなく...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...馬鹿にされるやうになると遂(つひ)にはされる方自身でも自からを賤しみ侮るやうになるのだ――私のその友達が青服姿で故郷の町へ帰つて来た時分は...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...「年月に添って侮るなどとは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...多寡(たか)が女と侮ると大違い...
山本笑月 「明治世相百話」
...どっちにしても多寡(たか)が女と侮ると大違い...
山本笑月 「明治世相百話」
...一人と思うて侮るか...
夢野久作 「近世快人伝」
...「聖人を侮るの罪のみは忍ぶべからず」という態度であるから...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...私はいつのまにか愛の心を軽んじ侮るようになっていたのである...
和辻哲郎 「転向」
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