...この老政治家を手古摺(てこずら)した婦人の勢力もまた侮るべからざるものであったということを知らなければなりませぬ...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...俳句を侮る俳人とかく俳人には俳句界のことを軽く見て...
高浜虚子 「俳句への道」
... 235或は女性見る如く我を侮ること勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アガメムノーン大王も敢て侮ること無けむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...387 武裝完全の勇士が弓手を侮ること...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...伊藤内閣は公を認めて侮るべからざるの強敵と為せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其智亦侮る可からざるものあるを見る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...お主(のし)達は侮る気か」先に...
直木三十五 「南国太平記」
...己(おの)が師をさえ侮るの語気を漏らすことがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...なお侮るべからざる勢いで根を張り...
中里介山 「大菩薩峠」
...侮るべき筆蹟ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...私を侮るものが出て来た...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...即ち自國を辱かしめ自身を侮ると云ふことになるが...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...馬鹿にされるやうになると遂(つひ)にはされる方自身でも自からを賤しみ侮るやうになるのだ――私のその友達が青服姿で故郷の町へ帰つて来た時分は...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...「年月に添って侮るなどとは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...多寡(たか)が女と侮ると大違い...
山本笑月 「明治世相百話」
...どっちにしても多寡(たか)が女と侮ると大違い...
山本笑月 「明治世相百話」
...一人と思うて侮るか...
夢野久作 「近世快人伝」
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