...発見の仕事に最高の栄誉と価値を認めるものである...
伊丹万作 「著作権の問題」
...容易に価値を認めることの出来ないが普通である...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...乍併さういふ意味に於て歌の価値を認めるのは...
伊藤左千夫 「『悲しき玩具』を読む」
...単に個体としては少しも特別の個体価値を認めることができぬ...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...という点にその価値を認める...
高浜虚子 「俳句への道」
...その価値を認めるのではない...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...近年になって段々にその価値を認めるような傾向になったということである...
中谷宇吉郎 「温泉1」
...その価値を認めるべきである...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...それを紙幣に換えた時に初めて価値を認めることも決して不純な考えとはいわれないであろう...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...そこに僕と云うものの存在の価値を認めるんだ...
夏目漱石 「それから」
...多かれ少なかれ芸術的価値を認めるのは何故であらうか?こゝに一元論をもつては解釈しがたい謎がある...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...京都人の日常生活の細やかさ、手奇麗さなど、風景でも大ざっぱで野趣のある関東から来た人は、誰でも賞め、価値を認める...
宮本百合子 「京都人の生活」
...ここに最高の価値を認める...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...――父には自分を愛することも自分の価値を認めることもできないのだ――と思いこんだまま逝ってしまった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのどちらにより大きな価値を認めるかは人々の考えで異なるが...
矢部貞治 「政治学入門」
...世紀から世紀へ流動転変して行く芸術の生命とは無論没交渉なものである」なぞと言うのはまだ多少お能の存在価値を認める人々の言葉である...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...この価値を認めるものをさして日本の知識階級は同情する...
横光利一 「欧洲紀行」
...世上的価値を倒換して永遠の真理に唯一最高の価値を認めるとき...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??