...ただ最もけだかく最も価値ある人々の名だけを採るべきだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...部分的にはいろいろの価値ある研究が現われているが...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...私は大変価値ある...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...そしてそれが価値あるものと考へる考方が誤つて居るのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...理論の実に価値なくしかしてその価値あるの理論は人間の自愛心と一致せざるべからざるものなることを知れり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...どれが最も価値あるものであるかを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――彼がなんらかの価値あるものになり始めると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...なんらかの価値ある魂や思想なら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一時代の感情を表現し得たる点において小林翁の風景版画は甚だ価値ある美術といわねばならぬ...
永井荷風 「日和下駄」
...価値ある職業はないと云う人があっても...
「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」
...完(まった)く価値あるものとして価値(ねうち)附けられ...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...人生は生活の価値あるものやら...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...そういう実質において価値ある生命のねうちは実に高く...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこに価値ある・豊富な・主題を見出したからであるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...価値ある人格の統一もまたそのことにほかならず...
矢部貞治 「政治学入門」
...これに反して女の仕事は死んだ人間にとってのみ価値あるものであった...
夢野久作 「暗黒公使」
...何等芸術的の価値あるものでなかったが...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...いわゆる「価値ある物」は何ほどかこの茸と同じき構造をもつと言ってよい...
和辻哲郎 「茸狩り」
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