...それはここにお話ししようとする伊能忠敬(いのうただたか)に依るのでありまして...
石原純 「伊能忠敬」
...八紘一宇に依る御理想は道義による世界統一である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...時に依ると首を斬られなければならないこともあるかもしれない...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...最後の力に依るの外はないのである(拍手)...
大隈重信 「平和事業の将来」
...般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)に依るが故に」ということは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...和歌山の淨曲家千田梅家軒氏の談に依ると...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...その後光代からの情報に依ると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ある物語りに依ると...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...商店法に依る十時閉店の街路は...
豊島与志雄 「風俗時評」
...此の家柄にも依るのだ...
中島敦 「環礁」
...畢竟事物の細大と無く理に依る者に差異有るまじけれども...
西周 「尚白箚記」
...これは一つには学生諸氏の英語の読書力の薄いのに依るのであらうけれど...
平田禿木 「趣味としての読書」
...酒通の友人美浦君の言に依ると此家の生烏賊の何だつたかは推賞に価する逸品の由であるが...
牧野信一 「日本橋」
...これも私の秘かな命名に依るナルシサスといふ青年人形を指命して置いた...
牧野信一 「ラガド大学参観記」
...かようにしてマルクス主義に依ると...
三木清 「哲学入門」
...「この人に頼んだらことに依ると『あやかしの鼓』を見せてくれるかも知れない...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...荊州を得たのはみな汝の深慮遠謀に依るものだ...
吉川英治 「三国志」
...やはり宗矩の聡明な点に依るものといつも感服する...
吉川英治 「宮本武蔵」
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