...全国青年共進会に御苑の桜が咲き門外で供侍が待ち...
上村松園 「栖鳳先生を憶う」
...次に太刀持長柄持傘さしかくる供侍二人草履取(ざうりとり)跡鎗(あとやり)一本...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...供侍(ともざむらい)部屋にひかえておるはず...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...「供侍のみでなく...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...そのほかは僕(しもべ)と子供侍が三...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...荷を運んで来た僧や子供侍が向かいの山の寺へ上がって行く姿が見え隠れに山荘から数えられた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左久馬供侍に、T「あの女、虫がついている喃」その侍がハッ仰せの通り...
山中貞雄 「右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法」
...供侍五人(みんな孝之助とは...
山本周五郎 「竹柏記」
...糊目(のりめ)正しい裃(かみしも)の供侍(ともざむらい)がズラリと埋(うず)まったところはまことに奇観です...
吉川英治 「江戸三国志」
...しかたがなく、それに乗ると、供侍が三、四人付いたのでもウンザリするのに、家老の権太夫と用人の河豚内が、駕のそばについて歩いて来ます...
吉川英治 「江戸三国志」
...さらに供侍や、小者までも、晴れ着ならぬ者はない...
吉川英治 「私本太平記」
...まず自分の供侍らを叱りつけた...
吉川英治 「私本太平記」
...信雄の後からのこのこ帰って来た供侍の空列も...
吉川英治 「新書太閤記」
...片岡っ』浅野藩の供侍を見まわした...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...衛府(えふ)三名、供侍二十騎が、それに扈従(こじゅう)して行った...
吉川英治 「源頼朝」
...法典ヶ原ではないかの」供侍(ともざむらい)の佐藤源三は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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