...宇賀の老爺はじめ十余人の供人(ともびと)を伴(つ)れて...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...先づ、若嫁が、十目の透視し得ざる覆面を被つて、供人に衞られ、町内の重立た處々を練り歩く...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...供人(ともびと)は紅白ちりめんの裲襠(うちかけ)...
吉川英治 「江戸三国志」
...待ちくたびれていた侍従以下の供人たちは...
吉川英治 「三国志」
...供人らも控えさせて...
吉川英治 「私本太平記」
...いら立っていた供人たちなので...
吉川英治 「私本太平記」
...よい供人(ともびと)があったもの...
吉川英治 「私本太平記」
...佐野十郎らの供人も...
吉川英治 「私本太平記」
...硫黄(いおう)島から帰されてきた文観(もんかん)僧正の供人の列なども...
吉川英治 「私本太平記」
...供人(ともびと)の殿(でん)ノ法印(ほういん)以下は...
吉川英治 「私本太平記」
...供人(ともびと)を添えてお送りいたしますゆえ...
吉川英治 「私本太平記」
...ああして供人の揃うのを待っておいでなされる...
吉川英治 「新書太閤記」
...三河衆の供人(ともびと)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...さきごろ一行の供人(ともびと)に仕立てて一味の中に入れ共に泊りこんでいた仲間の手下(てか)たちだったのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...廂(ひさし)の下にかたまった自分の供人と...
吉川英治 「親鸞」
...邸側から供人たちへ出た弁当の余りを拾ったものらしい...
吉川英治 「平の将門」
...供人宿の廂(ひさし)の蔭では...
吉川英治 「平の将門」
...供人などが担(にの)うて来た土産の品々まで...
吉川英治 「平の将門」
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