...お供の者がお答え申しました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...伊勢屋新六の供の者や近所にいた者の髪を見るがいい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...供の者が三人で何千兩といふ金を持つて來た筈だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...同勢は町内の檀那衆(だんなしう)と供の者で七人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...供の者が鍵(かぎ)を借りに行くと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...供の者などは口が軽いものですからね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...供の者は畳紙(たとうがみ)に硯をそえて持って行き...
室生犀星 「荻吹く歌」
...私の供の者の一人が最初にやって来る先生に向って...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...美しい奥方は強(し)いて供の者を帰して...
柳田国男 「山の人生」
...なお供の者の雨合羽を上から掛けて呉れた...
山本周五郎 「契りきぬ」
...「めッそうもないことを」当然、供の者は、以ての外という顔で、お草履(ぞうり)を取ってさし上げない...
吉川英治 「江戸三国志」
...供の者という意味だろうか...
吉川英治 「大岡越前」
...つき従う供の者とて幾人もなく...
吉川英治 「三国志」
...供の者を外において...
吉川英治 「私本太平記」
...光秀のすがたを見ると、供の者は、松明(たいまつ)の火へ松明の先を蒐(あつ)めて一つの火から無数に増やした...
吉川英治 「新書太閤記」
...供の者を揃えておけ」顔を拭きながらの命令である...
吉川英治 「新書太閤記」
...先供の者には拳(こぶし)に鷹を据えさせ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...道を反(そ)れた供の者が...
吉川英治 「茶漬三略」
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