...お供の者たちといっしょに...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...お見それ申しました」「なるほど……それで供の者は?」「御本人はお馬に召しておいでになりましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...供の者が立て直したりする騒ぎである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼は生絹のつれた供の者を見て言葉をかけていいやら悪いやら控えているふうであった...
室生犀星 「荻吹く歌」
...お供の者どもはその粗忽(そこつ)者を罰すべきだと主張した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なお供の者の雨合羽を上から掛けて呉れた...
山本周五郎 「契りきぬ」
...ほんのちょっとですよ」孝之助は供の者を見て...
山本周五郎 「竹柏記」
...供の者が実家へなにか取りにゆく態でぬけ出す...
山本周五郎 「めおと蝶」
...玄関の外へ詰めかけている伊達家の供の者たちに向かって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...とくに例を破って供の者にも馬を与え...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...見えない供の者が...
吉川英治 「大岡越前」
...先供の者には拳に鷹を据ゑさせ...
吉川英治 「折々の記」
...山内の休所で供の者を減らし...
吉川英治 「剣難女難」
...「御乗馬や供の者は...
吉川英治 「新書太閤記」
...供の者百人ばかりを召しつれて...
吉川英治 「新書太閤記」
...もっとも、新座主(ざす)の登岳は、今日ということに、半月も前から叡山へは通牒(つうちょう)してあるので、それを違(たが)えれば、中堂の人々や、一山の大衆に多大な手ちがいをかけなければならないから、「では」と、供の者も、強(た)ってとは、止めることもしなかった...
吉川英治 「親鸞」
...先供の者には拳(こぶし)に鷹を据えさせ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...乗って来た駒を路傍へ片寄せよと供の者にいいつけ...
吉川英治 「源頼朝」
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