...もう例刻になりましたので、そろそろ出かけましょう...
...電車が今の時刻とぴったりで、例刻に着きました...
...会議が予定より5分遅れて始まったので、例刻に切り上げることにしました...
...昨日は例刻まで作業していました...
...例刻が過ぎても、彼はまだ来ませんでした...
...四時雄は例刻をてくてくと牛込矢来町の自宅に帰って来た...
田山花袋 「蒲団」
...時雄は例刻に社から帰って火鉢(ひばち)の前に坐ると...
田山花袋 「蒲団」
...例刻に到り米舂(こめつき)場の辺(あた)り田畑の畔(あぜ)に琅々(ろうろう)の声聞うれば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...例のごとく事務をとりてまた例刻に帰り行く...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...翌朝、例刻にめざめて、例の通りまず主人の部屋を訪れて見ると、昨日は固く鎖(とざ)された扉(ドア)が、今日は押せばすぐにあきました...
中里介山 「大菩薩峠」
...九時の例刻を待ちかねて病院へ出掛ける...
夏目漱石 「坑夫」
...あくる日も例刻に学校へ行って講義を聞いた...
夏目漱石 「三四郎」
...あくる日は約束だから、天長節にもかかわらず、例刻に起きて、学校へ行くつもりで西片町十番地へはいって、への三号を調べてみると、妙に細い通りの中ほどにある...
夏目漱石 「三四郎」
...翌日(あくるひ)は学校が午(ひる)ぎりだから例刻を待ちかねて麻布(あざぶ)まで車代二十五銭を奮発して老人に逢って見る...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...彼は例刻の五時がとうの昔(むか)しに過ぎたのに...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...例刻に食堂へ下りて飯を食ったら...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...何時もの通りを本郷(ほんごう)の方へ例刻に歩いて行った...
夏目漱石 「道草」
...健三はさっさと頭から白襯衣(ワイシャツ)を被(かぶ)って洋服に着換えたなり例刻に宅(うち)を出た...
夏目漱石 「道草」
...十彼は例刻に宅(うち)へ帰った...
夏目漱石 「道草」
...五十三翌日(あくるひ)例刻に帰った健三は...
夏目漱石 「道草」
...毎朝例刻に先を争って席を奪い合いながら...
夏目漱石 「門」
...宗助は例刻に帰って来た...
夏目漱石 「門」
...毎朝(まいあさ)例刻(れいこく)に先(さき)を爭(あらそ)つて席(せき)を奪(うば)ひ合(あ)ひながら...
夏目漱石 「門」
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