...団扇を片手に木履(ぼくり)を穿いて使僧の休んでゐる室の前をぶらぶらしてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...自分は使僧の後から見送りに出て来た...
薄田泣菫 「茶話」
...そして使僧が山門の閾を跨がうとすると...
薄田泣菫 「茶話」
...使僧は鼠のやうに小さくなつて逃げた...
薄田泣菫 「茶話」
...使僧(しそう)ヂョンと申(まう)す者(もの)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...此辨公(このべんこう)(註(ちう)・使僧日昭(しそうにつせう))にくはしく申ふくめて候...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...何れも説教者の方へ顔を向けて一心にお使僧の説教に聞入つて居た...
平出修 「夜烏」
...きつとお使僧を見つめたとき...
平出修 「夜烏」
...」お使僧は詞を切つて...
平出修 「夜烏」
...即ち父は六人の使僧を選び...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...使僧等は常に先発して社寺奉行及び各宗の寺院を集め...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...再び父は西本願寺使僧として勅書を奉じ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...父は西本願寺の使僧として出張し...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...船の使僧を連れてまいった様子でございますが」能登は...
吉川英治 「私本太平記」
...みかどのお手許へわたればそれでよいのだろうが」「いえ」年下の使僧がいった...
吉川英治 「私本太平記」
...能登はここでも二人の使僧をさんざん厳問した...
吉川英治 「私本太平記」
...けれど使僧はあくまで...
吉川英治 「私本太平記」
...九やがて、鷹司卿(たかつかさきょう)が、「使僧」と、よんだ...
吉川英治 「親鸞」
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