...消毒器具を携へた二人の使丁(こづかひ)...
石川啄木 「赤痢」
...使丁(こづかい)か雑役夫位の給料をもらって...
田中貢太郎 「賈后と小吏」
...彼はすぐに金ピカの役服を着た丈の高い使丁と...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...その巨人のような使丁の横柄にかまえた両足の間に...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...使丁と栗売の男も彼等が監視を怠らなかったことをキッパリと断言した...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...ルイ・シャルルはサンルウという使丁長と雑役ミシュウの庇護のもとに...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...使丁長と雑役は、生涯を安楽に暮すだけのものを貰い、あぶなくなったら身体一つで落ちて行くつもりで家族は貰った土地へ片付けておくという抜目のなさであったが、シモンの細君は細君でシモンを裏切り、かねて人知れず単独の活動をしていたらしく、シモンが断頭台に上った後、ジロンド党の議員七十二名が国会へ復帰した十二月八日の前夜、余命いくばくもない聾唖の浮浪児を身代りに置き、シモンの子供とも知らずにバスケットに入れて運びだした...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...阿賀妻は使丁の出した茶をすすった...
本庄陸男 「石狩川」
...けれども使丁は聞きかえした...
本庄陸男 「石狩川」
...待っていましょう」その足で彼は使丁を呼びつけた...
本庄陸男 「石狩川」
...お茶をくれんか」使丁の部屋にとどろくように猪首(いくび)をひきのばしてどなりつけた...
本庄陸男 「石狩川」
...あとは全部使丁の手で閉じられてしまった...
本庄陸男 「白い壁」
...こんな平教員に舐(な)められるものかという風に使丁は明らかに冷笑を浮べて...
本庄陸男 「白い壁」
...校舎を汚されることだけが自分の馘(くび)と同じくらい怖ろしいと観念している使丁たちに階下の遊び場を追いまくられ...
本庄陸男 「白い壁」
...しかし何しろ――」そう言って例の使丁は銜(くわ)えた煙管(きせる)を取ろうともしなかった...
本庄陸男 「白い壁」
...やがて教員達から使丁に至るまで入り乱れて運動場に飛び出し...
牧野信一 「サクラの花びら」
...また同志の悪党を悉く使丁に抜摘した太鼓隊を組織して...
牧野信一 「バラルダ物語」
...使丁は車を止めて振り返った――すると...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
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