例文・使い方一覧でみる「佳」の意味


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...あの味(おいし)いので一銚子...   あの佳味いので一銚子の読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...ほんにお師匠さん(い)いお声ですな...   ほんにお師匠さん佳いお声ですなの読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...「文鳥」のようなものがいと思う...   「文鳥」のようなものが佳いと思うの読み方
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」

...中にはい香の煉香水(ねりこうすい)が詰っていました...   中には佳い香の煉香水が詰っていましたの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」

...他の(よ)い人には...   他の佳い人にはの読み方
太宰治 「作家の像」

...法制局の渡邊英...   法制局の渡邊佳英の読み方
林讓治 「新憲法の解説」

...中年以上の重(おも)なる人は迚も洋学の境に這入(はい)ることは出来ず...   中年以上の重なる人は迚も洋学の佳境に這入ることは出来ずの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...今後き作品を生むであらう期待を持つ――といふやうなことを聞いた...   今後佳き作品を生むであらう期待を持つ――といふやうなことを聞いたの読み方
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」

...一さんよ」と絹子がいえば...   佳一さんよ」と絹子がいえばの読み方
「ヴァリエテ」

...翻訳小説なら随分作として称讚しただろうが...   翻訳小説なら随分佳作として称讚しただろうがの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...○昆布だしは汁の味を(よ)くするのみならず...   ○昆布だしは汁の味を佳くするのみならずの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...素晴しい時代と絶の氣持をもつてゐた...   素晴しい時代と佳絶の氣持をもつてゐたの読み方
室生犀星 「京洛日記」

...日というものがこんなに(よ)く橘に人事(ひとごと)でなく存在していることが...   日というものがこんなに佳く橘に人事でなく存在していることがの読み方
室生犀星 「姫たちばな」

...ドラグ・ネットはかった...   ドラグ・ネットは佳かったの読み方
山本周五郎 「青べか日記」

...玖子はその後まもなく死んだ月照院という側室の子であった...   佳玖子はその後まもなく死んだ月照院という側室の子であったの読み方
山本周五郎 「菊千代抄」

...もし(よ)い詩を作(な)したらぜひもない...   もし佳い詩を作したらぜひもないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...吟(かぎん)を想うのほか...   佳吟を想うのほかの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...人の笛を聞きながら一夕(せき)の美酒は...   佳人の笛を聞きながら一夕の美酒はの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「佳」の読みかた

「佳」の書き方・書き順

いろんなフォントで「佳」

「佳」の英語の意味

「佳なんとか」といえば?  


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