...英語の方を日本語よりも佳しとする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...被告は一般に沈着の態度を持して謹愼し居るが健康は概して佳良の方にて...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...佳(い)いものもなかなか多いように思います...
上村松園 「双語」
...コロラド大峡谷を目の前に眺める眺望絶佳な丘陵の上にあった...
海野十三 「火星探険」
...「ああ佳(い)い気もちだ...
田中貢太郎 「火傷した神様」
...どっちも佳い女だとおっしゃるのですが...
田中貢太郎 「蓮香」
...近き頃森田草平(もりたそうへい)が『煤煙(ばいえん)』小粟風葉(おぐりふうよう)が『耽溺(たんでき)』なぞ殊の外世に迎へられしよりこの体(てい)を取れる名篇佳什(かじゅう)漸く数ふるに遑(いとま)なからんとす...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...おのずから養われた佳癖ということができましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...旧吹込みには「ロンドン交響曲」や歌曲で佳作「オン・ウェンロック・エッジ」などがあった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...美女佳人は隠してしまって...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...艶子が種々(いろ/\)な珍しい佳い詩や歌を...
牧野信一 「駒鳥の胸」
...有り難き佳句なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...ここに一人の佳人がある...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...末子よ卿に佳き夢と温かな眠りがあるように...
山本周五郎 「青べか日記」
...今夜こそ佳い夢があるだろう...
山本周五郎 「青べか日記」
...蛙の声も佳い...
山本周五郎 「青べか日記」
...珍味佳肴(かこう)が山積して在る...
夢野久作 「爆弾太平記」
...船中の佳宝や物産を掲げ...
吉川英治 「三国志」
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