...長き劍を佩(は)きて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...日本の皇室に関する時にのみ佩用(はいよう)すべきものであるとの見地から...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...燕尾服に白襟を附けて、綬を佩びて...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「薔薇」
...また臂(ただむき)には稜威(いづ)の高鞆(たかとも)六を取り佩ばして...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...弓矢をお佩(お)びになつて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...厚塗(あつぬり)の立烏帽子に平塵(ひらぢり)の細鞘なるを佩(は)き...
高山樗牛 「瀧口入道」
...親にも告げずに身に佩(お)びては悪かろうと...
中島敦 「牛人」
...佩刀(はいとう)をひきつけて片膝を立て...
久生十蘭 「鈴木主水」
...而(しか)して猴が他の諸猴の真似して偸(ぬす)んだ珠を佩び現われたところは上述赤帽の行商人の譚に近い...
南方熊楠 「十二支考」
...君侯の御佩刀(みはかせ)...
夢野久作 「白くれない」
...腰に佩(は)いている剣の帯革を解いて...
吉川英治 「三国志」
...剣を佩(は)いたまま殿階へ躍り上がって...
吉川英治 「三国志」
...大剣二振(ふたふ)りを佩(は)いていた...
吉川英治 「三国志」
...髪をさばき、剣を佩(は)き、みな跣足(はだし)であった...
吉川英治 「三国志」
...太刀を佩(は)き...
吉川英治 「新書太閤記」
...反(そ)りの強い象牙柄(ぞうげづか)の刀を佩(は)いて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...革紐(かわひも)で横佩(よこば)きにし...
吉川英治 「親鸞」
...「お佩刀(はかせ)」すぐに小姓が差し出すのを...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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