...それは故人に佞(ねい)するとも...
芥川龍之介 「滝田哲太郎氏」
...世間からは故人に佞(ねい)しもしくは故人を舁(かつ)いだものかのように受取られたことが多いのです...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...多くの女子は男子に対して佞媚(ねいび)であり...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...動もすれば佞嬖の小人に擁せられて不測の過失に陥ること少なきに非ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...憤った本心から「奸佞(かんねい)の徒...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...汝は主君に何を言上したか? 君侯父子を離間しようとする佞臣奴(ねいしんめ)!良夫の顔色がさっと紙の様に白くなる...
中島敦 「盈虚」
...その上これは――古今の佞臣(ねいしん)に共通の特色ですが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...阿諛(あゆ)と諂佞(てんねい)に取卷かれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殺風景なる佞人を題としながら其の調の高きために歌が氣高く聞ゆるなり...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...佞臣(ねいしん)どもや獄卒どもをはげませ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...家中(かちゅう)の一部から佞臣(ねいしん)といわれていたのは事実らしい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...辞色諂佞(じしょくてんねい)をきわめたものだった...
吉川英治 「三国志」
...佞臣(ねいしん)の甘言は...
吉川英治 「三国志」
...おそらくは佞官(ねいかん)のみだりなる言に惑わされたものであろう...
吉川英治 「三国志」
...ここらが彼の奸佞(かんねい)なところである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...面(おもて)も向けられない佞相(ねいそう)の怒りが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...邪智(じゃち)佞才(ねいさい)もあった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...佞奸(ねいかん)の眼から見れば甘い...
吉川英治 「源頼朝」
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