...ここに三抱(みかかえ)に余る山桜の遠山桜とて有名なるがござ候...
泉鏡花 「凱旋祭」
...彼女のあり余る生命力は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...まだ少し余るのでその残金でヨシ子に焼酎(しょうちゅう)を買わせ...
太宰治 「人間失格」
...まことに気の毒な方です!」それはあわれなファンティーヌに取っては身に余るほどのことだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...が余るほどはない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...有り余るほど持っている身でありながら――この時...
中里介山 「大菩薩峠」
...そう有り余る金を持っているときまったわけじゃなし...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは自分の思案に余るワイと...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ余るくらいであろう...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...八百頁に余る大部の印刷物として公刊された...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...眼に余る青草は、風を受けて一度に向うへ靡(なび)いて、見るうちに色が変ると思うと、また靡き返してもとの態(さま)に戻る...
夏目漱石 「二百十日」
...思案に余ることがあったら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本が日本に有り余るほど出て居ることは...
柳田國男 「書物を愛する道」
...路銀は余るほど貰ってあるからね」「きさまはだにのようなやつだ...
山本周五郎 「ひとごろし」
...両手(もろで)に余る薔薇(ばら)を...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...金のお船に積み余る熱と光は世を温(ぬく)め...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...身に余るお役目を申しつかりましたので...
吉川英治 「黒田如水」
...眼に余るほどな人数であるし...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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