...なにを生意気なこと言うかとむくれるところだったが...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...親分」気の早そうな喜三郎は少しむくれるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...文句を言えた柄ではありやせんのさ」阿古長は、なだめるように、「まア、そうむくれるな...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...おかみさんがまずいものしかつくれないとむくれる方だから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...咲のすることはブランクになればなったで国がむくれるならばむくれていればよいのです(私の辛棒もいることですが)そうして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「お文ちゃんがむくれるわね...
山本周五郎 「寒橋」
...君はこんどは後陣に廻れ」李逵はむくれる...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??