...もう何物にも困っていないので、この仕事も前向きにやりたい...
...彼の技術は、何物にも代えがたい...
...最新のスマートフォンは、何物にも比べ物にならない機能がある...
...プレゼントに何物よりも大切なのは、思いやりと心遣いです...
...彼女の美しさは、何物にも勝る自然の力を感じさせる...
...如此太宗の賞讃を博したる景教の何物たるを知らずして...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...人の世を橋にて隔て門を鎖ぢて隔てた此深雪の中の寂光院には人の世の暖か味は先の鐡瓶の湯の外には何物も無い...
高濱虚子 「俳諧師」
...こんとんとして何物もなし...
種田山頭火 「其中日記」
...それより他はかれの周囲に何物もなかつた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...何物だろう」僕は...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...だからこの二つの階級に対立する何物かで自分達はあるのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...何物でも、何事でも、その眼に映ります...
豊島与志雄 「碑文」
...司教は何物をも侮蔑(ぶべつ)しなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...かくて何物も動いてるものはなくなった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それから祈祷をしてゐる人々との外は何物をも見まいとする...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...その現物は何物ぞというに...
中里介山 「大菩薩峠」
...吾輩はベースボールの何物たるを解せぬ文盲漢(もんもうかん)である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...何物かの白い姿がそこにかくれてゐたのである...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...文学作品が何物の制約をも受けないならば...
平林初之輔 「文学方法論」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...そうしてソレ以外の何物でもあり得ない事がわかるのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そのときは自分から何物を押しのけてでも彼女を奪はう...
横光利一 「悲しみの代價」
...その中には彼の醜い容貌を気にする何物もないのだ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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