...もう何物にも困っていないので、この仕事も前向きにやりたい...
...彼の技術は、何物にも代えがたい...
...最新のスマートフォンは、何物にも比べ物にならない機能がある...
...プレゼントに何物よりも大切なのは、思いやりと心遣いです...
...彼女の美しさは、何物にも勝る自然の力を感じさせる...
...蕩児の玩弄に任すべき美人以上の何物かである...
芥川龍之介 「上海游記」
...何物も顧慮せずに活きたい...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...殆ど何物にも會はない寂しい原野の...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...心理試験の何物であるかを...
江戸川乱歩 「心理試験」
...何物とでも交換の出来る貨幣が流通する様に成つた後は...
丘浅次郎 「人類の将来」
...真暗な洋上で、僕は、何物かに、頭をコツンと叩(たた)かれたような気がして、はッ! として、失いかけていた意識を、取返すことができた...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...今日において政治社会を支配する重なる精神は何物ぞや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...実在――存在又は事件――に就いて人々は明確な限界を限ることは出来ないし(実在は次第の推移の他の何物でもない――自然は飛躍しない)...
戸坂潤 「科学方法論」
...この意味に於ての変換される「何物か」が必要となる...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...何物にもあまりにとらわれなくて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは何物にも消されることができなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何物でも、何事でも、その眼に映ります...
豊島与志雄 「碑文」
...非相非々相界のうちの何物かのささやきを受入れようとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...何物か意識されない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...かくして我々の頼みとすべき何物もないのである...
三木清 「親鸞」
...「おれのからだの上に何物かが乗っているような気がする...
室生犀星 「寂しき魚」
...何物も其行く所を預想する能はず...
山路愛山 「明治文学史」
...一体何物であろうか――...
蘭郁二郎 「火星の魔術師」
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