...もう何物にも困っていないので、この仕事も前向きにやりたい...
...彼の技術は、何物にも代えがたい...
...最新のスマートフォンは、何物にも比べ物にならない機能がある...
...プレゼントに何物よりも大切なのは、思いやりと心遣いです...
...彼女の美しさは、何物にも勝る自然の力を感じさせる...
...私は又その河の両岸をなす土壌の何物であるかをも知らない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...そこに今までわからなかった何物かを掴み得るのではないかとも思うからである...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「今年の抱負」
...それ以上の何物でもない...
種田山頭火 「行乞記」
...何物か粗粒的なものが内から外のほうへ広がるのではないかという想像を誘われる...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...之は要するにブルジョア的技術哲学の無批判な集大成以外の何物をも齎さないだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...他の何物によるのでもなくて...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...そして何物とも知れず二人を脅かして来るもの...
豊島与志雄 「蘇生」
...何物も動いてはいなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかしその何物をも軽侮しはしない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...手ごろの何物もありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして二人ともそれ以上に何物をも求むる気色がなかった...
夏目漱石 「手紙」
...そして二人は暗默(あんもく)の内にもお互(たがひ)が何物(なにもの)かの中にぴつたりとけあつてゐるやうな...
南部修太郎 「夢」
...その他の何物にもなり得る筈がなく...
萩原朔太郎 「易者の哲理」
...何物か意識されない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...訳本に何物をも書き添えないと云うことは...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...我々はもうここに何物をも寄与することができないのだから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ楠木勢の一人一人は何物も求めていない...
吉川英治 「私本太平記」
...何物かにつまずいた...
吉川英治 「親鸞」
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