...何方ですか? (Dare desu ka?)- Who are you?...
...何方(どつち)に為ようと智恵子が言出すと...
石川啄木 「鳥影」
...何方(どつち)も傍に人が居ぬかの様に...
石川啄木 「病院の窓」
...何方(どつら)だたべす...
石川啄木 「天鵞絨」
...何方かと言へば、さびしい温泉場...
田山録弥 「海をわたる」
...何方を前にし、何方を後にして好いか、何方を先に又は後に書けば、多勢らしい気分が出るか、さういふことを選択するのが非常に難かしい...
田山録弥 「小説新論」
...何方(どつち)か引張(ひつぱつ)て父(ちゝ)の前(まへ)へ出(で)る手段を取(と)つてゐた...
夏目漱石 「それから」
...十五円でも宜(い)いから何方(どつか)へ出(だ)して遣(や)つて呉れないかと云つた...
夏目漱石 「それから」
...何方(どっち)付かずに真中へ立って...
夏目漱石 「それから」
...「今から何方(どちら)へ」と驚ろいた門野に...
夏目漱石 「それから」
...中野のアパートの温いベッドと――何方(どっち)にしようかと考えて居りました...
野村胡堂 「音波の殺人」
...何方(どつち)かと言ふと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...吉原の大門が何方を向いてるかも知らないやうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...道のちまたの二タ筋にいざや何方(いづこ)と决心の當時...
一葉 「暗夜」
...ノズドゥリョフさんと仰っしゃるのは何方(どなた)ですか?」その見知らぬ男は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何方(どっち)が負けそうなと云(い)う事は双方の顔色(かおいろ)を見て能(よ)く分(わか)るから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私は何方(どッち)へ廻っても...
二葉亭四迷 「平凡」
...何方も軽いから二人乗つたつて平気よ...
牧野信一 「娘とドリアン」
...何方にしても繩衣裳...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
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