...何処やらで調子はづれた高い男の声が...
石川啄木 「鳥影」
...昼頃何処やらで蕎麦を一杯宛食つただけなのに...
石川啄木 「天鵞絨」
...眼つきと鼻の恰好(かっこう)に何処やら共通した点がないでもなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...例の欅の大木の葉が何処やら知れぬ空の中途でばさら/\と鳴って居る...
谷崎潤一郎 「少年」
...何処やらにまだ姥桜(うばざくら)の色香さえもあって...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...実を云うと要を最初に惹きつけたものはその何処やらに濁りを含んだ浅黒い皮膚のつやであった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...千歳村の人物だからね」と紺飛白(こんがすり)で何処やら品(ひん)の好い昨年母(おふくろ)をなくした仁左衛門さんが相槌をうつ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何処やらの人が子供の時うつした写真だといふあどけないのを貰(もら)つて...
樋口一葉 「ゆく雲」
...半ばまだ何処やらに若いときの美しさを残していた...
堀辰雄 「ほととぎす」
...せいぜい何処やらにまだ万葉の香りのうっすらと残っている伊勢物語風なものぐらいしか考えられまい...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...何処やらに惚(ほ)れこみ...
正岡子規 「旅」
...このユーモアには何処やら淋しさがこもっているようではないか...
宮本百合子 「九月の或る日」
...何処やらの日本婦人が世界を廻って帰って来て...
横光利一 「欧洲紀行」
...いかにも何処やらに覚えのある新九郎――して...
吉川英治 「剣難女難」
...今は何処やら知れぬ人の行方(ゆくえ)を雲にながめるのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ただ何処やら床(ゆか)しげな風格のある人が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...まだ身体の何処やらに石油の余香を捧持してゐさうな...
若山牧水 「木枯紀行」
...ランプ部屋ではまだ何処やら勇ましかつたが...
若山牧水 「木枯紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- アナウンサーの南波雅俊さん: 野球実況への憧れからNHK入局、TBS転職で大舞台に挑む“好きな男性アナ”1位アナウンサー 🎤
- 野球選手の佐藤輝明さん: 侍ジャパンに選出された内野手で、WBC初出場で活躍が期待される。⚾
- 野球選手の辰己涼介さん: FA権行使後も楽天に残留を決断。⚾
