...殊に「何何して何何」と次に続けるのは禁物(きんもつ)である...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...その癖「何何してゐる...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...(室生は何何し給へと云ふ代りに何何しなさいと云ふのである)まん中へちよつと五切(いつき)ればかり...
芥川龍之介 「野人生計事」
...(昭和二十七年)「芥川龍之介」讀後大正十二年の夏を鎌倉の平野屋ですごしてゐたときに、離座敷にゐた岡本かの子に、芥川さんと何何さんとは關係がありはしませんか、わたしは芥川さんに會ひたくて、前に何何さんに紹介してとたのんだのですが、何何さんは、芥川さんはわたしの紹介がなければ、女の人には會はないといつてました、何何さんがさういふことをいつてるところをみると、わたしには、確かに關係があると思はれます、と、かの子のねばり強さで詮議をされたときには困つたが、「芥川龍之介」が文學界に載りはじめたときに、宇野さんの文章で、芥川の「早業」が書かれてゐるのをみたときも困つた...
小穴隆一 「二つの繪」
...帰りがけに見送りに来た村長や何かの中心人物を呼んで、「何何君、僕はとくに松山のために働くことはないからね」といって帰京したときいている...
柳田国男 「故郷七十年」
...またあるいは大字何々字何々里もしくは何々村大字何何字何々免(めん)というのもある...
柳田國男 「地名の研究」
...サロンのお嬢さん方をマドマアゼル何何なんて呼び方で...
横光利一 「旅愁」
...秋の染織何何會などといふ陳列場をのぞいても...
吉川英治 「折々の記」
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