...僕はどこへ行くか見当も何もつかなかった...
芥川龍之介 「追憶」
...はた織り機には何もありませんでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「はだかの王さま」
...些(ちつ)とも氣が附かずに何もお土産を持つて來なかつたことを思つて...
石川啄木 「天鵞絨」
...その他には、何もありません...
太宰治 「風の便り」
...もう私が何もあの人たちのお役に立たない身の上になったから...
太宰治 「新釈諸国噺」
...どだい取組みにも何もなりやしない...
太宰治 「鉄面皮」
...まだ子供には何も話してないんだね?―――」「うむ」「そう云う点が君と僕とは考が違うな...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...何も邪魔物がないことは...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...何も見分けることは出来なかった...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...何もかも持っていった...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...何も彼もその子供が自分の用事を達してくれる場面しか浮んでは來ないのである...
林芙美子 「風媒」
...僕にはもっと色々分かってくると思う」「何か治療法はないのか?」「何もない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そのとき私は寺島(てらしま)と極懇意(こんい)だから何も蚊(か)も話して聞かせて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...四日の……さよう……一昨々日の朝はシーツの中で冷たくなっているのを看護婦が発見したのですが……」「付添人も何もいなかったのですか」「本人が要(い)らないと申しましたので……」「いかにも……」「キチンと綺麗にお化粧をして...
夢野久作 「少女地獄」
...「おや、どうしたんだね」「もう話すのはいやですから、あっちへ行って下さいよ」「どうもおめえは素ッ気ねえ人だな、何も、口説いているわけじゃなし、断ることはないだろうに...
吉川英治 「江戸三国志」
...主人夫婦は、ごくりと唾(つば)をのんだだけで、何もいわない...
吉川英治 「新書太閤記」
...実際にのぞんだ場合――国家のため――という以外何もなく...
吉川英治 「松のや露八」
...何もないとそれを掘ってよく炉ばたで焼いてくれた...
若杉鳥子 「雨の回想」
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