「体得」の意味
身体で覚えて習得すること
「体得」の例文(場面別)
- 教育・学習数学の公式は暗記するだけでなく、問題を解きながら体得することが重要だ。
- スポーツ正しいフォームを体得するまで、繰り返し練習する必要がある。
- ビジネス新人は先輩の仕事の流れを観察し、効率的な進め方を体得していった。
- 伝統芸能師匠の動きを10年間見続けて、ようやくこの型を体得できた。
小説での「体得」の使い方
...このスキルは時間と努力をかけて体得したものです...
...彼女は漫画の描き方を独学で体得した...
...外国語を流暢に話すためには、その言語を体得する必要がある...
...試験に合格するためには、問題の解法をしっかりと体得する必要がある...
...このスポーツの技術は、繰り返し練習して体得するものだ...
...それは宇宙の真理を体得した...
高神覚昇 「般若心経講義」
...不生不滅の真理を体得した人...
高神覚昇 「般若心経講義」
...物語を創作するといふまことに奇異なる術を体得してゐる男なのだ...
太宰治 「お伽草紙」
...なお十分に体得出来ない場合もあるので...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...新らしい世紀を意識し把握し体得せよ...
種田山頭火 「松山日記」
...従つて其の感じなり体得なりが...
田山録弥 「墓の上に墓」
...国語に宿つてゐる国民の思想感情を体得することであるとされてゐるのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...哲学のこの階級性を好まない――極めて多くの――純理派哲学者達は必ずそう云うだろう(こういう「哲学」は寧ろ却って議会「政治家」の方がより好く体得している...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...二年生になると実地を体得するために各科に固定される...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...内容だけはたしかに体得しているし...
夏目漱石 「中味と形式」
...すでに先人の伝統を体得した以上は...
野上豊一郎 「演出」
...十七日、磯辺病院へ入院、気管支炎も扁桃腺(へんとうせん)炎も回復したが、歯を抜いたあとの出血が止まらず、敗血症になって、人々の輸血も甲斐(かい)なく、二月七日朝絶息、重態のうちにも『歎異鈔(たんにしょう)』を読みて、有碍(うげ)の相(そう)かなしくもあるか何を求め何を失ひ歎(なげ)くかわれのこの人に寿(ことほぎ)あって、今すこし生きぬいたらば、自分から脱皮し、因襲をかなぐりすてて、大きな体得を、苦悩の解脱(げだつ)を、現(あき)らかに語ったかもしれないだろうに――――昭和十年九月――...
長谷川時雨 「九条武子」
...祖母の宗教的な訓話は常々から体得させられてゐた...
牧野信一 「蔭ひなた」
...尾崎士郎氏の「時間」は随分と自由に手放しに書きまくつてゐるが筆勢には鮮やかなものがあり次第に特質といふべきものをはつきりと体得して...
牧野信一 「月評」
...実際かくのごとき懐疑に生きた人のみが体得し得ることであろう...
三木清 「語られざる哲学」
...記憶の楽しみまでを体得せしめて...
柳田国男 「海上の道」
...天地の理を体得して...
吉川英治 「三国志」
...すでに命を十分に体得している達人に対して...
和辻哲郎 「夢」
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