...君の住む所では君一人だけが知っている喜びであり悲しみであるのだ...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...すなわち深川本所区等の労働者の住む所か...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...住む所も着る物も...
永井隆 「長崎の鐘」
...これがどうして人間の住む所でなければならぬか...
中島敦 「文字禍」
...従ってこんな芸人の住む所らしくもない寂しい四谷なんかに師匠の住んでいることも一にお神さんが下町へ住むことをいやがっているせいだという...
正岡容 「小説 圓朝」
...食う寝る所の住む所...
正岡容 「寄席」
...食う寝る所の住む所...
正岡容 「寄席」
...食う寝る所に住む所...
正岡容 「寄席」
...昔は今より住む所が広かったらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...お人を好くして居たら三日も立たない内に住む所も無くされて仕舞う...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...それでこの……住む所なども...
三好十郎 「その人を知らず」
...かしこに立つは深山に住む所の山丈と云ふもの也...
柳田国男 「山の人生」
...竹越君の住む所は透谷君の住む所に対せしことありき...
山路愛山 「北村透谷君」
...月江や次郎の住む所であろうとは...
吉川英治 「江戸三国志」
...今川党などの住む所とは...
吉川英治 「私本太平記」
...足利党の住む所も...
吉川英治 「私本太平記」
...おれたちの住む所となるのだ」という彼らの慾望もある...
吉川英治 「新書太閤記」
...住む所としたらよいのでしょうか...
吉川英治 「随筆 新平家」
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