...自我の末梢に位する神經過敏はあづからない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...大峰(大和)小峰(下野)の間に位する中峰...
石川欣一 「山を思う」
...四民の上に位する堂々たる武士の家に書物が一冊も無いのは少しも珍らしく無かつた...
内田魯庵 「家庭の読書室」
...蜂道等に比すればはるかに低い程度に位するものと言わねばならぬ...
丘浅次郎 「人道の正体」
...種族生存の上から見ればすべての諺の中で第一に位するのである...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...藩では殿さまのつぎに位する権力ならびないおかたです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...もし曲線 BdBpがN点の手前に位する点において価格の軸に達するとすれば...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...実に東洋の極東に位するものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...破綻の懼のあった判断をば妥当にまで転位するが故に...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...町の富裕で上流に位する青年らを幾人も夢中にならしていたので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...太宗の家は隴西の李氏で三流に位するといふことなりしも...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...畢竟(ひっきょう)するに其気品高尚にして性慾以上に位するが故なりと言わざるを得ず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...霊心の位するところは人体の頭脳にあり...
福沢諭吉 「学校の説」
...この点において我国はノルウェイとスイスの次に位するのであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...中等に位するのはホテルの料理で上等の客も泊るからよほど料理に注意しなければなりませんが...
村井弦斎 「食道楽」
...王が神に身をささげようと退位すると(彼らはよくこれをする)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...西側に位する左の方に...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それが代位する労働と同一の貨幣価値を有っている時ですら...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??