...こちらに佇みして...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この真冬の夜半に寒風に身を曝(さら)して女の家の窓の下に佇みながら家へ入って行くこともならぬ...
近松秋江 「霜凍る宵」
... 600佇み立てば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...更に噴火口の縁に長時間佇み...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...壁にかかってる画面の前に佇み...
豊島与志雄 「自由人」
...中庭へ出る石段の上に佇み...
豊島与志雄 「秦の出発」
...扉口に佇みました...
豊島与志雄 「旅だち」
...仕事に疲れると鍬の柄を杖に佇みながら...
豊島与志雄 「土地」
...彼は、彦一がやって来るのを認め、道を避けて佇み、通りすぎるのを待ってるのか、或るいは、出会いがしらに、ひょいと横へ退いたのか...
豊島与志雄 「ものの影」
...佇みてゐるほかなきか...
ノワイユ夫人 Comtesse de Noailles 堀辰雄訳 「生けるものと死せるものと」
...こういう婦人連の前に佇みながらチチコフは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...いつまでもぢつと佇みながら...
堀辰雄 「生者と死者」
...もうすつかり明るくなつてゐる窓の前に佇みながら...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「夢」
...のどもとのつまった貧しい服装をした中年の女がドアの前に佇み...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
......
横瀬夜雨 「花守」
...何も忘れて佇みました...
吉川英治 「折々の記」
...家内もぼくのそばに佇み...
吉川英治 「折々の記」
...其處の岩上に佇みし彼...
若山牧水 「古い村」
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