...伽陵(がりょう)と云う名高い笙と...
芥川龍之介 「邪宗門」
...尤(もっと)も大伽藍などと言えば...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...備前宰相(びぜんさいしょう)の伽羅(きゃら)を切ったのも...
芥川龍之介 「報恩記」
...これはまるで御伽噺に出てくる大人国の動物園に行ったような景色である...
海野十三 「地球盗難」
...その「お伽噺の家」へ移ったのは...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...始めて綜合的客観詩人の徐(おもむ)ろに荘厳なる美術的伽藍(がらん)を築き来たらんとするにはあらざるか...
綱島梁川 「国民性と文学」
...あの十八頁に亘る慨世のお伽話は氣の毒乍ら...
直木三十五 「春夫偏見」
...已に半世紀近き以前一種の政治的革命が東叡山(とうえいざん)の大伽藍(だいがらん)を灰燼(かいじん)となしてしまった...
永井荷風 「霊廟」
...お伽噺(とぎばなし)の中の王子のように成人したのであった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...平家を詠ずる歌の中にも 西海の青にも似たる山分けて閼伽の花摘む日となりしかな といふのがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...もっと気まぐれに近いようなものではないだろうか? ……夜伽に疲れた私は...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...大昔の――お伽噺ばかりさ...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...さて『僧伽羅刹(そうぎゃらせつ)所集経』一と二に有翅飛鬼...
南方熊楠 「十二支考」
...岩を噛む波の色までお伽噺の中の人魚を洗う波かと見える...
横光利一 「旅愁」
...美奈子が某(なにがし)書店に頼んでお伽噺を書かせて貰つて其の稿料で拵(こしら)へた...
與謝野寛 「執達吏」
...躑躅(つつじ)ヶ崎(さき)の城館(しろたち)のうちに一宇(いちう)の伽藍(がらん)がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...倶利伽羅には、さきに佐々方が、砦(とりで)を設け、前田方の津幡(つばた)、鳥越(とりごえ)に備えてはいたが、そこの小規模をもって、かれを圧するには足りず、守るには、火急の場合、後方との連絡や援護に、余りにも遠く、また地勢の不便が甚だしかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...この伽藍(がらん)の造営に...
吉川英治 「親鸞」
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