...お伽噺(とぎばなし)の中にある怪物の棲(す)む山である...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...庭には二百年も経ぬらしと思はるゝ伽羅(きやら)の樹あり...
石川啄木 「閑天地」
...禅を哲学的に見れば昔の禅学は一方において那伽閼剌樹那(ながあらじゅな)(二四)のインド否定論に似ており...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...お伽噺に於いては...
太宰治 「お伽草紙」
...舌切雀私はこの「お伽草紙」といふ本を...
太宰治 「お伽草紙」
...大きな伽藍建築の座敷などでは...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...わしの夜伽(よとぎ)をする様になったのは十七の時だったろうか...
富田常雄 「面」
...その頃盛(さかん)に出ていた小波(さざなみ)氏の「世界お伽噺(とぎばなし)」のようなものも滅多に手に入らなかった...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...ストラヴィンスキーの出世作でお伽噺(とぎばなし)の舞踊劇だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...親分」「狐の嫁入?――娘のおチュウを番頭の忠吉に嫁合(めあわ)せるというお伽話(とぎばなし)の筋なら知っている」「そんな馬鹿馬鹿しい話じゃありませんよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はいつもお伽噺がほんとになるのを見とどけたいと思っていたのよ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...しかも桜のうつくしき趣を詠(よ)み出でたるは四方(しはう)より花吹き入れて鳰(にほ)の海 芭蕉木(こ)のもとに汁も鱠(なます)も桜かな 同しばらくは花の上なる月夜かな 同奈良七重(ななへ)七堂伽藍(しちだうがらん)八重桜 同のごときに過ぎず...
正岡子規 「俳人蕪村」
...狐や烏が物を云ふお伽噺が如何に深く子供の純美なる心に觸れるか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...閼伽(あか)の器具を扱う音と水の音とをたてていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...幸なる事には異なる伽羅(きゃら)の大木渡来いたしおり候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...あの伽藍(がらん)には聖僧たちの深い思索と...
柳宗悦 「工藝の道」
...正午頃には深川の大伽藍霊巌寺へ飛んだ...
山本笑月 「明治世相百話」
...倶利伽羅の第二次戦は...
吉川英治 「随筆 新平家」
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