「似合わしい」の意味
ふさわしい
「似合わしい」の例文(場面別)
- ビジネス彼はリーダーとしての資質が似合わしい人物だ。
- 日常会話そのドレスはあなたに似合わしい色ですね。
- 文学表現春の陽気に似合わしいほど、彼の表情は冷え切っていた。
小説での「似合わしい」の使い方
...料理屋を兼ねた旅館のに似合わしい華手(はで)な縮緬(ちりめん)の夜具の上にはもうだいぶ高くなったらしい秋の日の光が障子(しょうじ)越しにさしていた...
有島武郎 「或る女」
...黙りこくって一生を送るほうがやはり僕には似合わしいようだ」そう言って君の友は...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...なんと似合わしいデカダン・スポーツではあるまいか...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...賢明にして押しも押されぬ名士である彼たるものに似合わしいことだろうか? このロマンスは一体どこまで人を引っ張って行くつもりなんだろう? 同僚に知れたら何と言われるだろう? とそんなことをスタールツェフは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...別に似合わしい縁辺を求めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...むしろ似合わしいようだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...現に似合わしい夫婦と姑(しゅうとめ)になり終(おお)せているという事にふと思い及んだ時...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼のローマンスを飾る背景としては似合わしい手入れの仕方である...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...年に似合わしい浴衣を軽く着て...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...その小さな国の女王としても又幾十人の子分をあごで動かす男達の姐御としても似合わしいものだった...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...そういう豊饒さと活気とが父に似合わしいのですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昨夜は冨美ちゃんにアンクルトムスや紅(べに)はこべその他似合わしいものを見つけてやりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もし似合わしい御縁だと思召すようでしたら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心の中では亡き愛人への志にもなる似合わしいことであると思っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...似合わしい一戸が明いていたので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...刺繍組合理事の肩書に似合わしいけれども...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...それを忘れてしまうと新たにまた似合わしい名を付けて...
柳田国男 「こども風土記」
...ソビエットに似合わしい素朴なものだった...
横光利一 「旅愁」
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