...お客様のご要望を伺候することが私たちの仕事です...
...礼儀正しく伺候することが大切です...
...新入社員は上司の指示をよく伺候しなければなりません...
...女性が上座に座ると男性は気を遣っておもてなしの言葉を伺候します...
...伝(つて)を求めて権門貴戚(きせき)に伺候するは魯(おろ)か...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...門に伺候して著書の序文を請(こ)うものが引きも切らず...
内田魯庵 「露伴の出世咄」
...宮廷への伺候を差し止められていたのだが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...彼が本院の館に伺候(しこう)した折...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...「右之通雛型、築地於屋舖内、手職人エ申付爲造立度、尤長崎住居大工幸八ト申者、此節致出府居候ニ付、屋舖エ呼寄、爲見繕申度、出來之上於内海致爲乘樣、其上彌以可也乘方出來候時ハ、海路國許エ差遣シ、船手之モノ共爲習練、江戸大阪共爲致往還度、彼是相伺候、可然御差圖被成可被下候、以上、閏七月廿四日、松平土佐守」船が出來たらばまづ江戸内海において運轉させ、それから國元土佐へ送つて藩の船手共へ習練させる、上達したらば江戸、大阪間を往復させるといふ意味であるが、文中幸八の名があつて昌造の名が出ないのは、昌造は長崎奉行配下で目下江戸出役中ゆゑ、幕府へは憚りあつたのであらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...……クリストフはやはりつづけて公務のために宮廷へ伺候していたが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ようよう伺候者(しこうしゃ)が...
直木三十五 「南国太平記」
...師団着広の時われらが直ちに伺候せざりしも事実なり...
正岡子規 「従軍紀事」
...源氏が伺候した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...京へ着けばまず伺候いたしまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何でもなくそっと伺候をするようなことはみすぼらしくてよろしくない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...河野道円が伺候つかまつりました...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「言上(ごんじょう)すべき大事な御用があって伺候した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あらかじめ、その者の伺候を、お待ちうけだったような御容子でもある...
吉川英治 「私本太平記」
...北面(ほくめん)伺候(しこう)の二十六...
吉川英治 「私本太平記」
...ただいま伺候(しこう)つかまつッた」すると...
吉川英治 「私本太平記」
...朝廷の門に伺候して...
吉川英治 「新書太閤記」
...奉行官邸へ伺候(しこう)していたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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