...議会の議長である会頭が、議論をまとめる...
...会頭にお疲れ様と言ってあげよう...
...今回の会合の会頭に私が抜擢された...
...会頭の発言に賛同する人々が多数いた...
...彼女は学校の生徒会で会頭を務めている...
...それなり開けると出会頭(であいがしら)になります...
泉鏡花 「怨霊借用」
...出会頭(であいがしら)に一人の男が...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...出会頭(であひがしら)に誰彼の容捨はなく...
薄田泣菫 「茶話」
...そうして、会費のようなものも、甲乙丙の三種で、師匠分の人は甲、独立している程度の所は乙、まだ年季中の者で、弟子連中は丙というように公平に取り扱い、会の維持法等については、合理的に能(よ)く相談を致し、また会頭、幹事並びに理事部長の任期何年という事を討究の末ほぼ決定しました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...最初の会頭に渡辺洪基(わたなべこうき)氏を撰みました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この席上には会頭もおられましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...会頭初め幹部の人々が立っていて...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...日本商工会議所会頭郷誠之助氏は...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その出会頭(であいがしら)に...
中里介山 「大菩薩峠」
...出会頭の一と太刀で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「背は高かったんだね、――お前が袖の下を潜って向うへ行ったと言うくらいだから」「ヘエ――」「背の高い男というと誰だい、才吉は小男だし、草間さんは肥った方で、千代次郎は中背の華奢(きゃしゃ)男、お隣の安兵衛は高いな」「違いますよ、親分、出会頭、私の頭が向うの胸に当った心持は、どうも木綿物じゃなかったようで――」「と?」絹物を着ている男というと、千代次郎か草間六弥の外にありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...柳原で出会頭に肩先を少し斬られ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下級生の会頭(かいとう)をして居るその会読(かいどく)に...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...十五人なら十五人に会頭(かいとう)が一人(ひとり)あって...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...会頭(かいとう)は勿論(もちろん)原書を持て居るので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...玄関へ入ると出会頭に鼠色の中折帽子を被った男に擦違った...
松本泰 「日蔭の街」
...勤向覚書が僅に例年の医術申合会頭の賞を得たことを伝へてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十二月二十三日には蘭軒が医術申合会頭たる故を以て賞を受けた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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